パパ活とは?相場やメリット・気をつけるべき注意点を紹介!

「パパ活」に興味はあっても、実情がわからず思いとどまっている女性もいるでしょう。

気軽にお小遣い稼ぎができるとあって、日々パパ活に励む「パパ活女子」もいますが、いいことだけではなくリスクもあることを知っておかなければなりません

この記事ではパパ活の相場やメリット、気をつけるべきことなどを紹介します。

 

パパ活とは

 

パパ活とは、若い世代の女性が中年男性と食事やデートをして、その見返りでお手当と呼ばれる報酬をもらう活動を指します。

中年男性はパパと呼ばれ、金銭と引き換えに若い女性と過ごす時間を楽しみます。

パパの多くは経済的に余裕のある男性です。

女性は金銭面の援助をしてくれる、まるで父親のようなパトロンを探します。

パパ活という言葉が広まったのは2014年頃で、SNSが発端だといわれています。

その後、パパ活というドラマが制作されたこともあり、認知度は上昇。

さらに出会い系サイトの中でも、パパ活専用のパパ活専門サイトやパパ活アプリが多数リリースされたことで、パパ活をする人たちが増えたのです。

気になるパパ活の現状ですが、支援する側のパパよりも、パパ活を望む女性の割合が増えているといわれています。

女性側からすると、いいパパに出会うどころか、パパを探すことさえも難しくなっている現状があります。

 

体の関係はある?

 

パパ活をしたい気持ちはあっても躊躇する理由のひとつに「体の関係は持ちたくない」ということがあるでしょう。

パパ活の場合、基本的には肉体関係を持ちません

ただし、結局は当人同士の意志によりけりなので「プラスでお小遣いをあげるから」という男性の誘いに女性が乗ってしまえば、パパ活の前提は関係なくなってしまいます。

 

パパ活は違法?

 

もしも、パパが妻帯者でパパ活が原因で離婚に至った場合、体の関係がなくても不貞行為として違法にあたり、配偶者から訴訟を起こされて慰謝料を求められる可能性があります。

また、肉体関係を持った見返りで報酬をもらう行為は売春にあたるため違法となります。

ただし日本では現状、売春による罰則はないため、逮捕されるようなことはありません。

つまり、パパが未婚(女性は未婚である前提)で体の関係もないなら、違法にはなりません

ただし、未成年者がパパ活(援助交際)をすると、金銭を見返りに食事をしただけで、未成年者誘拐罪が成立し、パパが逮捕される可能性があります。

さらに、報酬と引き換えに性的な関係(性交や性交類似行為など)を持った場合は、パパ側に児童買春の罪が成立するケースがあります。

未成年の女性側が逮捕されることはありませんが、親バレしたり、学校へ連絡がいくことは十分に考えられます。

その前にパパ活募集の掲示板に書き込んだ時点で、サイバーポリスのおとり調査の対象になり、警察の補導を受ける可能性もあるのです。

軽い気持ちではじめたことが、自分の人生を大きく壊すことになりかねないので、未成年でのパパ活は絶対にやめましょう

 

パパ活の相場は?

 

パパ活をしようか迷っている人の大きな判断基準となるのはお手当の相場でしょう。

初めて会う、顔合わせ的なときの相場は5,000円から10,000円。

2度目以降は10,000円以上とされています。

これはあくまでも相場で、パパに気に入られるかどうかによっても変わってくるでしょう。

中にはお茶だけで20,000円以上、食事で50,000円以上のお手当をもらう女性もいます。

ただ、パパ活をする女性が増えるとともに、お手当が少なくても引き受ける人が増えたため、食事で30,000円が相場になってきているともいわれています。

拘束時間はパパによって変わり、短時間の1時間から長い場合は8時間とまちまちです。

 

パパ活のメリット

 

パパ活をする女性が増えている理由がわかる、パパ活のメリットを紹介します。

やってみるかどうかの参考にしてくださいね。

 

手軽にお金が稼げる

 

パパ活の最大のメリットは、お茶や食事を一緒にするだけで高額なお手当がもらえる点です。

パパ活の目的はなんといってもお手当です。

キャバクラやクラブなどの水商売のように、心身へストレスをかけることなく稼げるのは嬉しいところでしょう

 

好きな時に短時間で稼げる

 

パパとの都合さえ合えば、好きな時に短時間パパ活をするだけで稼げることも魅力です。

水商売でも高い報酬をもらえますが、夜遅くに長時間働かなければなりません。

昼メインの生活をしていて、スキマ時間を活かしたいという人にとってパパ活は魅力的です

 

女性であればOK

 

キャバクラやクラブで働くとなると、面接の時点で容姿が重要視される場合が多いですが、パパ活は相手男性の好みにさえ合えば問題ありません

たくさん稼ぎたいけれど容姿に自信がないという人も、パパ活ならチャレンジしやすいのではないでしょうか。

パパ活をする人は若い世代の女性が多いですが、需要さえあれば30代以上の女性が稼ぐことも可能です。

 

パパ活の注意点

 

パパ活のメリットは複数ありますが、いいことだけではありません。

リスクを避けるためにおさえておきたい注意点をチェックしておきましょう。

 

SNSでのパパ活は危険

 

パパ活は基本的に男性と2人で会うので、素性がわからない人を相手に選ぶのは危険です

パパ活初心者の中にはパパを探す方法として、X(Twitter)やFacebookといったSNSを使う人もいるでしょう。

「#パパ活」などで検索するとたくさんの投稿が見つかりますが、こういったSNSは本人確認なしで登録できるので、相手の本名さえわかりません。

これでは何かあったときに、相手を探そうとしても見つけにくいため、本人確認のあるマッチングアプリを利用するなどしてトラブルに備えましょう

 

トラブルに発展する可能性もある

 

パパ活はあくまでも男性主導です。

パパが望むことを叶えることが見返りを得る条件になるので、それを断るとお手当は当然もらえません

場合によっては、その日のお手当がもらえないばかりか、継続的にパパ活をしていた相手から「今まで払った金を返せ」と言われることもあります。

ほかに考えられるトラブルとして、お手当を増やすからといわれて体の関係を持ったのに、報酬をもらう前に逃げられるといったことも考えられます。

最悪の場合、お酒や薬物で体の自由を奪われ性交される可能性も否定できません。

実際にトラブルに巻き込まれてしまったときに弁護士へ相談しようにも、パパ活をしていたことが周囲にバレるのを恐れて声をあげられないという女性もいます。

パパ活相手は「人」なので、そのときの感情で何をするかわかりません

自分の行動が発端でトラブルに発展することがあると肝に銘じましょう。

 

トラブルを未然に防ぐポイントを知っておく

 

パパ活をする際はトラブルを未然に防ぐために、以下のポイントをおさえるようにしましょう。

  • SNSなど匿名で登録できるサービスでパパを探さない
  • 顔合わせの場所はホテルにしない
  • 初めはお茶だけにする
  • お手当は先払いしてもらう
  • 住所や電話番号など、個人が特定できるような情報は言わない

トラブルを避けるために、パパを探すときは本人確認が必要となるパパ活サイトやアプリなどを利用することは絶対です。

そして、初めて会うパパとは、決してホテルで会わないようにしましょう。

ホテルの部屋ではなく、併設のレストランやバーだとしても、体の関係もOKと思われてしまうかもしれません。

また、リスクがありそうなパパかどうかを見極めるために、初回はお茶だけにして、しっかり会話をしてみましょう。

何かしら「イヤな感じ」がする人とは、パパ活をすること自体苦痛ですし、お手当がいいからと無理に続けても、いずれ何かしらのトラブルに発展する可能性が高いです。

先払いにしてもらうのは、隙をついてお手当を払わず逃げられるリスクを避けるため必要なことでしょう。

住所や電話番号を教えてはいけないのは、女性側からパパとの縁を切ったとき、ストーカー化した男性に身の危険を感じるほど追いまわされるリスクがあるからです。

 

パパ活は手軽に稼げるがトラブルも多いので注意!

 

手軽に稼ぐ手段として、パパ活をはじめる女性は増えています。

体の関係なしで、パパとお茶やお食事をするだけでも、普通のアルバイトでは考えられない額をもらえるからです。

とはいえ、パパ活にはトラブルがつきもの。

最悪の場合、パパから強制的に性交されたり、パパがストーカー化したりして、犯罪の被害者になる可能性もあります。

リスクのないパパ活はありません

「自分は大丈夫」と根拠のない自信は持たず、本人確認のあるアプリやサイトでパパを探したり、ホテルで会うのは避けたりして、トラブルに発展しないよう努めましょう。