女性が絶頂を感じる仕組みって?オーガズムの種類やスキーン腺の関係も解説

女性が絶頂を感じる仕組みって?オーガズムの種類やスキーン腺の関係も解説

オナニーや性交渉で性的興奮が高まると、女性が味わえる強い快感を絶頂といいます

絶頂に達すると快感や幸福感で満たされ「精神的に満足できる」という女性も多いでしょう。

しかし、オーガズムとはどのような仕組みで発生する現象なのでしょうか。

この記事では、オーガズムの仕組みや種類、スキーン腺との関係などを解説します。

 

女性の絶頂(オーガズム)の仕組みとは?

セックスやオナニーで得られる「絶頂」は、女性に深い満足感を与えてくれます。

しかし、実際のところ女性の身体はどんな仕組みでオーガズムを迎えているのでしょうか。

今後気持ちいい絶頂を味わうために、まずは仕組みや体内で起きている変化を学びましょう。

 

絶頂(オーガズム)は脳からの司令で起きている

絶頂(オーガズム)は、腰回りの筋肉が収縮することで起きるといわれています。

性感帯への刺激によって筋肉が収縮し、その刺激が膣内に感知され脳に伝わるのです

そして、脳が神経や血管へ司令を出すことでオーガズムが訪れるといわれています。

ただし、女性のオーガズムはまだ医学的に解明されていない点が多く、厳密なメカニズムは分かっていません

 

心と身体双方へのアプローチが重要

女性のオーガズムは機械的に性感帯を刺激するだけでは得られません。

セックスに慣れていない女性や自分の身体に自信がない女性は、セックスに対して不安や緊張を感じて思うように快感を楽しめないでしょう

また、ストレスを抱えていたり疲れていたりする場合もセックスやオナニーに集中できず、オーガズムを得られない可能性があります。

女性が満足できるオーガズムを得るには、身体だけではなく心のケアや精神面へのアプローチも必要なのです

 

絶頂(オーガズム)は身体や開発の具合で個人差がある

オナニーやセックスは絶頂するもの、というイメージを持つ女性は少なくありません。

しかし、実際には性行為で絶頂できる女性は一部で「イケずに終わる」という人もたくさんいます。

絶頂には性感帯や身体の開発具合、また、性行為自体への慣れなどが大きく影響します

これらには個人差があるため、たとえイケなかったとしても「自分の身体はおかしいのではないか」と不安に思わないでくださいね。

オーガズムだけが性行為の目的ではないので、気軽な気持ちで行為を楽しむことから始めましょう。

 

女性の絶頂の種類

女性の絶頂には、刺激する性感帯ごとに異なるオーガズムが存在します。

それぞれどこを刺激すると得られるのか、難易度はどの程度なのかを把握してオーガズムを得る際の参考にしてください。

 

クリストリス刺激による「外イキ」

外イキとは、主にクリトリスへの刺激によって絶頂を感じるオーガズムです。

クリトリスは男性器でいうと「亀頭」に当たる部分で、神経がとてもたくさん集まっています

そのため、性行為に慣れていない女性でも比較的用意に絶頂できる性感帯とされています

性的刺激を受けやすい反面、敏感な部位でもあるので強引に触ると痛みを感じる場合があるので注意しましょう。

 

Gスポット刺激による「中イキ」

Gスポットでの絶頂はいわゆる「中イキ」と呼ばれるオーガズムです。

まずGスポットとは、膣口から3cm程度の膣壁にある性感帯です。

人によって位置は異なりますが、大体クリトリスの裏側にある部位だと覚えておきましょう。

指で触ると、他の膣壁と異なりざらざらとした独特な手触りを感じます。

ここを刺激することで、外イキとは異なる絶頂を体感できるのです。

また、Gスポット周辺にはスキーン腺という女性独自の器官が存在します。

スキーン腺は女性によって発達具合が異なり、Gスポットでイキやすい女性はこの器官が発達している傾向があります

そのため、Gスポットとスキーン腺は身体的なかかわりが強いといわれていますが、医学的にはまだ関連性が解明していない部分です。

 

ポルチオ刺激による「奥イキ」

ポルチオとは、膣の一番奥にある子宮の一部です。

ここを刺激することで得られる絶頂は「奥イキ」と呼ばれ、他のオーガズムよりも強く深い快感が得られるといわれています

ただし、ポルチオは開発が十分に行われていないと痛みを感じる場所でもあります。

とてもデリケートな場所でもあるため、奥イキを習得するためには時間をかけてじっくりと刺激していきましょう

 

「腹イキ」や「脳イキ」などの絶頂もある

外イキや中イキ、奥イキは性感帯を直接刺激する絶頂の方法ですが、中には性感帯に触れずにオーガズムを得るやり方もあります

たとえば体の外側からポルチオを刺激してイク体外式ポルチオという方法は「腹イキ」と呼ばれています。

さらに、妄想と膣トレのような収縮運動だけで絶頂する「脳イキ」といった方法もあります。

通常のオーガズムに慣れてくるとさまざまな方法で絶頂の快感を楽しめるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

 

オナニーでイク感覚ってどんな感じ?

オーガズムで得られる快感は、イク方法によってさまざまです。

電気が走るような激しい快感から、数分続く継続的な絶頂まで味わえる感覚は全く異なります。

外イキ、中イキ、奥イキそれぞれのイク感覚を知って、オーガズムの目標にしましょう。

 

外イキは電気が走るような強い感覚

クリトリスへの刺激で得る外イキは、オーガズムの中で最も浅く瞬間的な絶頂といわれています。

外イキでの絶頂は、電気が走るような快感を想像しましょう。

徐々に上り詰めて一気に快感が爆発するため、頭が真っ白になって開放感が得られることも特徴です

絶頂後は脈が速くなったり身体ががくがくと痙攣したりする場合もありますよ。

また、絶頂後のクリトリスはとても敏感になるので続けて触ると痛いことがあるので注意しましょう。

 

中イキは内側から染みる感覚

Gスポットを刺激して得る中イキは、外イキに比べると穏やかな快感が特徴です。

下腹部を中心とした身体の深い部分から快感が湧き上がり、その気持ちよさが全身に広がっていくような感覚を想像してください

瞬間的な快楽は得られませんが、その分深く染みるような気持ちよさを体感できる絶頂方法です。

 

奥イキは全身に響いて長引く感覚

ポルチオによる奥イキは絶頂方法の中でも最も難易度が高い方法です。

ポルチオ開発によって得られるオーガズムの特徴は波打つように続く快感です。

下腹部が縮んだり緩んだりする感覚とともに、強い快感が継続的に訪れるのです

時間は人によって異なりますが、慣れてくると数分間イキ続ける「連続イキ」も体感できますよ。

また、奥イキは強い多幸感を覚える絶頂方法ともいわれています。

精神的な満足感がとても強いので、一度覚えるとやみつきになってしまうという女性も多いのです。

 

気持ちいいオーガズムに達する方法

オーガズムに達するには、やりたいイキ方に伴った性感帯開発や刺激の仕方が重要です。

ここでは、絶頂するために行いたい刺激の仕方をオーガズムの方法別に解説します。

 

外イキするにはクリトリス開発がマスト

外イキはオーガズムの中では最もしやすい絶頂方法です。

やり方はとても簡単で、クリトリスを指で触れて性的快感を得るだけ。

ただし、クリトリスは神経が集中していて刺激に敏感なので、いきなり皮を向いて直接触れるのはNGです。

また、濡れていない乾いた手で触れるのも避けましょう。

愛液やローションで指を湿らせて触れる方法や、下着の上からくすぐるように触る方法がおすすめです

クリトリスのじんじんとした感覚が強まってきたら、皮越しにつまんで軽くしごいてみてください。

快感が高まるごとに動きや強さをましていくと、瞬間的なオーガズムを感じられるでしょう。

 

中イキはGスポットを見つけるとしやすい

中イキで絶頂するにはGスポットの位置をしっかり把握して、快感が得られるように開発しましょう。

Gスポットは他の部分と触り心地が違うため、じっくり指を沿わせていくと比較的容易に位置を確認できます

しかし、感度が低い膣内にあるため最初のうちは思うように性的刺激が得られないでしょう。

まずは指と膣をたっぷりの愛液で潤わせて、Gスポットを撫でたり押し込んだりして「気持ちいい」と感じられるようになってください。

膀胱に近いため尿意に近い感覚を覚えることもありますが、刺激を続けていけば少しずつ中イキしやすくなりますよ。

また、指を使ったGスポットの開発が進んだら、ディルドやバイブなどで強い刺激を与えるのもおすすめの方法です。

 

ポルチオでの奥イキは体外式も取り入れよう

ポルチオでの奥イキを目指すなら、体外式ポルチオを取り入れる方法がおすすめです。

体外式ポルチオとは、お腹や背中をぽんぽんと刺激して外側からポルチオを開発する方法です

膣内で突然ポルチオに触れると痛みを感じる場合がありますが、体外式ポルチオであれば間接的な刺激で開発を進められます。

中からの刺激と外からの刺激を適度に加えていって、深い幸福感を得られる奥イキを体感しましょう。

 

【まとめ】絶頂はリラックス効果も高い!イケなくても焦らず自分のペースで楽しもう

絶頂は気持ちいい感覚を楽しむだけでなく、リラックス効果や強い幸福感を得られる現象です。

人によって絶頂しやすさには差がありますが、自分に適したオーガズムの方法を取り入れて開発を進めていけばイク体験ができるようになるでしょう

イケないことを焦らず、セックスやオナニーそのものを楽しんでくださいね。