ソフレってどういう意味?ソフレを作る理由やメリット・デメリットを紹介

「ソフレ」という言葉を聞いたことはありますか?

「セフレは知ってるけど、ソフレは知らない」という人は多いでしょう。

実際、決定的な意味合いは違うものの、近いところにあるのは確かです。

この記事ではソフレの意味やソフレを作る理由、得られるメリット、デメリットまで紹介します

 

ソフレとは?

 

「ソフレ」とは、添い寝フレンドの略語です。

その由来通り「一緒に寝ること」だけを目的とし、男女関係を持たないのがルールです。

ちなみに、ハグするだけのフレンドは「ハフレ」と呼ばれます。

ソフレの相手は「異性の友達がソフレになる」というパターンもありますが、出会い系サイトや出会い系アプリの「ソフレ募集」で見つける方法もあります。

出会い系でソフレを探す場合は、ある程度身元がしっかりしている人と出会えるよう、身分証明による本人確認をしなければ登録できないサービスを使うのがおすすめです。

 

恋愛感情はある?

 

一緒に寝るというと親密な感じがしますが、ソフレ同士は恋愛感情を持たないことが前提です。

友達以上恋人未満のような、「普通の男友達や女友達よりは特別な友達関係だけれど、恋人のように強い結びつきはない」という感じといえます。

ソフレは新しい人間関係の形ともいえるでしょう。

 

セフレとの違い

 

ソフレとセフレの違いは肉体関係があるかないかです。

ソフレはセックスをしないのがルールですが、セフレは肉体関係ありきの関係です。

セフレの語源はご存じの通りセックス+フレンズで、つながりは体しかありません。

お互い恋愛感情はなく、恋人関係ではない点はソフレと同じですが、もっと本能寄りの関係がセフレです。

 

ソフレを作る理由

 

「添い寝はするけれどセックスはしない」と聞いて、意味不明と思う人もいるでしょう。

なぜソフレを作るのか、理由は以下の通りです。

 

寂しさを埋めたい

 

「人のぬくもりが欲しい」「安心感が欲しい」という心理からソフレを作る人がいます。

恋人がいても相手が忙しかったり、遠距離恋愛だったりでなかなか会えない人が、「浮気はしたくないけれど、人肌が恋しい」という理由でソフレを作るケースです。

「いろいろ相談に乗ってもらっていた異性が、いつの間にか寂しさを埋めてくれるソフレになっていた」というパターンも珍しくありません。

 

自由な関係でいたい

 

恋人関係になると「休日は一緒にいなければならない」「異性と2人で遊んではいけない」など、気を遣わなければならないことが増えます。

つまり、「恋人から束縛されるのは嫌だけど、異性とのふれあいがなくなるのは嫌」という理由からソフレを作るのです。

「一緒に寝るという特別感はあるけれど相手から干渉されない」という自由な関係を築きたい人がソフレを作るのでしょう。

 

肌のふれあいが欲しい

 

「1人で寝るのは寂しいけれども、エッチは面倒くさいからしたくない」という人にとって、ソフレは丁度いい関係です。

「隣で眠る人とのちょっとした肌のふれあいがあれば十分」という人がソフレを求めます。

 

恋人はいらない

 

恋人ができると、デートプランや誕生日プレゼントなど、相手が喜ぶことを考えなければならないシチュエーションが少なからずあります。

そういうことを自分も楽しみながら考えて、実行できる人はいいかもしれませんが、むしろ苦痛に感じる人もいます。

そういう人は「恋人はいらない」という結論に達することもあるでしょう。

ソフレなら相手のために考えたり行動したりする必要がありません

また、恋人と別れるときに苦労した経験がある人は、いざとなれば関係を断ち切りやすく、それでいて恋人気分を味わえるソフレに魅力を感じるでしょう。

 

ソフレを作るメリット

 

実際にソフレ作りにいそしむ人がいるのは、何らかのメリットがあるからです。

どのようなメリットがあるのか見てみましょう。

 

寂しさを埋められる

 

「寂しさを埋めたいから」という理由でソフレを作って、実際にそれで満たされる人がいます。

日中は学校や仕事で何かと忙しく、寂しさを感じにくいですが、部屋に1人でいると無性に寂しくなるものです。

キスやセックスをしなくても、隣で眠ってくれる人がいるだけで寂しさはかなり紛れます

「寂しいなら恋人を作ればいい」と思うかもしれませんが、そう簡単にできるものではありません。

恋人を作るよりはソフレを作る方が基本的にハードルが低いので、そこをメリットに感じる人も多いでしょう。

 

疑似恋愛を楽しめる

 

恋人関係でない人と添い寝をすることは、ちょっと見方を変えれば恋人になる前の微妙な距離感にも思えます。

恋人関係になると、一緒にいる時間が増えるほどドキドキ感は薄れていきますが、ソフレのように寝るとき限定の関係なら疑似恋愛を楽しめるでしょう。

 

束縛されることがない

 

恋人に束縛されることをストレスに感じる人にとって、ソフレのような気軽な関係は心地よく感じるでしょう

「恋人と一緒にいても、相手の機嫌を損なわないようにすることで頭が一杯になり、恋愛を楽しめない」という人にとって、ソフレのような自由な関係は憧れるはずです。

 

恋人に対して罪悪感を感じにくい

 

ソフレは肉体関係を持たないので、恋人がいても罪悪感を感じにくいことをメリットとする人もいます。

「なかなか会えない」「マンネリで新鮮味がない」といった不満を恋人に抱いていても、ソフレがいれば解消できて、かえって恋人との関係もよくなるという場合もあるでしょう。

 

ソフレを作るデメリット

 

ソフレを作ることはメリットばかりではありません。

ソフレ作りに手を出す前に、注意すべきデメリットもチェックしておきましょう。

 

そのままセックスしてしまう可能性がある

 

ソフレは信頼関係のもと、肉体関係を結ばないことが前提ですが、ふれあえる距離で寝ている以上、一線をこえてしまう可能性がないとはいえません。

特に男性側は女性がそばにいると、恋愛感情はなくても「セックスしたい」と本能的に思いがちです。

女性側がそれを受け入れて一線をこえてしまった場合、引き続きソフレでいることは難しくなります。

肉体関係を持つことは、心地よい関係を失うこととイコールだと理解しておきましょう。

 

相手に本気になってしまうことがある

 

一緒に眠ることを繰り返すうちに、距離の近さや居心地のよさから、相手を好きになってしまうことがあります。

しかし、一方が本気になっても、もう一方が恋人として付き合う気がなければ、恋愛関係になるどころかソフレ関係も終わってしまう可能性があります

もしも相手に恋人がいて、あなたに対して恋愛感情がないなら、辛い思いをするだけなのでソフレ関係を切った方が身のためです。

 

恋人に浮気だと思われる可能性がある

 

実際の関係はどうあれ、異性と2人きりで過ごす時点で浮気だと捉える人もいます。

「体の関係がないなら浮気ではない」と自分は思っていても、恋人もそうだとはいえません。

浮気の線引きは人それぞれです。

恋人を手放したくないなら、ソフレがいることは徹底的に隠した方がいいでしょう

「恋人のためにソフレを切りたいけれど切れない」という人は、恋人にソフレがいたら自分はどう思うかを考えてみてください。

嫌だと思えたら関係を切ることができるはずです。

 

お互いに依存する可能性がある

 

ソフレ関係が長くなると、お互いに依存してしまう可能性があります。

「いずれ恋人が欲しい」と思っていてもソフレ関係の居心地のよさに依存して、ずるずると時が過ぎていくこともあるでしょう。

どちらかに恋人ができたときは、関係を切ろうと思っていても、いざその状況になるとできないということがあります

そうすると、恋人から浮気をしていると疑われ、恋愛がうまくいかなくなる可能性もあるでしょう。

 

ソフレは都合よく寂しさを埋めてくれる存在

 

恋人関係になると感じる煩わしさがないうえに、寂しさを埋めてくれるソフレは、まさしく都合のよい存在です。

恋人が側にいない寂しさを紛らわせる存在にもなるので、率先してソフレを作る人もいるでしょう。

しかし、肉体関係はないとはいえ、そばで眠るという行為を浮気と捉える人は多いはずです。

また、最初はソフレに対してそのつもりがなくても、あるとき一線をこえてしまい、心地よい関係性が崩れる可能性もあります。

「ソフレとの関係が気楽すぎて、恋人を作る気がなかなか起きない」ということもあるでしょう。

ソフレは都合のよい存在である一方、ゆくゆくはリスクになるケースもあることを覚えておきましょう。