SMプレイという言葉は広く知られていますが、実際に試したことがないという人は多いのではないでしょうか?
実はSMプレイに興味を持っている男女は非常に多いのです。
しかし、「SMプレイ」と聞くと、なんだかハードなイメージを持ってしまいますよね。
興味はあっても、痛みがあったり危険を感じるのは嫌!そもそもどうやって始めればいいの?という人も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではSMプレイの基本的なやり方や初心者向けのプレイ方法、そしてSMプレイを楽しむ上での注意点を分かりやすく解説していきます!
そもそもSMプレイとは?
SMプレイとは、簡単に言うと、Sはいじめたい人、Mはいじめられたい人です。
いじめられて喜ぶマゾな気質の人や、誰かを屈服させたいいじめたい欲求を持つサドな人がお互いの合意のもと楽しむプレイの一つです。
いじめると聞くと少し怖いと感じる人もいるかもしれませんが、「好きな人にちょっと意地悪してみたい」あるいは「ちょっと意地悪されてみたい」という気持ちがある人も多いのではないでしょうか。
その気持ちをセックスで満たすのがSMプレイなのです。
SMプレイは痛い、苦しい?
SMプレイと聞くと仮面をつけた女王様が鞭で叩いたり、蝋燭を垂らしたりする痛くて苦しいプレイを想像してしまいませんか?
SMプレイとは、必ずしも痛みや苦しみが必要なわけではありません。
普段のセックスより少し相手の羞恥心を煽る、それだけでも立派なSMプレイなのです。
SMプレイをする時に注意したいこと
一口にSMプレイといっても色々なものがあります。
初心者でも簡単に試せるものから、痛みや苦痛を伴うハードなプレイまで様々で、その幅の広さもSMプレイの魅力といえるでしょう。
だからこそ注意したい点もいくつかあるので一緒に紹介しておきます。
1.お互いの同意
まず初めに、相手の意思をきちんと確認しましょう。
SMプレイを行う上で、お互いの合意のもとに行うことが1番大事だと言い切っても過言ではありません。
プレイを行う前に「相手がSMプレイをすることに納得しているか」「絶対にやめてほしい行為は無いか」など確認するようにしましょう。
同意なしのSMプレイが破局につながる、なんて可能性も。「SMプレイがきっかけで彼女にフラれた…」なんて、少し恥ずかしいですよね。
2.やめてほしい時のサインを決める
プレイを行う前に「このサインをしたら本当にやめてほしい」というサインや合言葉などを決めておきましょう。
SMプレイに夢中になると、相手が本当に嫌がっているのか、それともMの役になりきって嫌がっている演技なのか、その判断が上手くできないこともあります。
サインを決めるときは、SMプレイの中で使ってしまいそうな言葉「ダメ」や「やめて」はややこしいので避けた方がベターです。
3.プレイを行う場所
プレイを行う上で気をつけたいのが場所選びです。
SMプレイは通常のセックスとは違う音を発する場合もあるので近隣の人に聞かれてしまわないようにしましょう。
特に露出プレイを行うときは、最悪の場合、通報され公然わいせつ罪で逮捕される可能性もあります。
SMプレイを行う時はしっかりと適切な場所を選びましょう。
4.衛生面の注意
少しハードな内容になりますが、プレイ内容によっては多少出血したり、排泄物を扱ったりすることがあります。
また、外でのプレイとなると室内で行うプレイより不衛生になるので、感染症の危険も出てきます。
相手だけでなく自身のためにも細かいとこまで配慮してプレイを楽しみましょう。
初心者から上級者まで必見!おすすめSMプレイ30選
ここから具体的なSMプレイを30種類を紹介していきます。
初心者向けから上級者向けまで、それぞれご紹介しますので自分やパートナーの好み、できそうなレベルに合わせて試してみてください!
【初心者向け】おすすめSMプレイ11種類
SMと聞いて連想されるようなムチやロウソクを使ったハードなプレイは、いきなりはじめるには少しハードルが高いですよね。
まずはSM初心者の方へおすすめプレイ11種類を紹介します。
1.焦らし
初心者さんにおすすめなのは、相手を焦らすプレイです。
痛みや苦痛を伴うプレイではないため、比較的挑戦しやすく初心者におすすめです。
焦らしプレイのコツはアメとムチを使い分けることです。
相手のしてほしいことをあえてしないようにして、たっぷり焦らしましょう。
十分焦らしたら、相手が望んでいる刺激を与えて欲求を満たしてあげることが大切です。
2.視姦
手軽にできるSMプレイの一つとして相手の裸を見つめて羞恥心を煽る視姦もおすすめです。
それだけ?と思うかもしれませんが、触られず観られているだけ、ということが相手の羞恥心を刺激し、より興奮させるのです。
先ほど紹介した焦らしプレイと併せて行うのも効果的です。
3.言葉責め
言葉責めも初心者におすすめなSMプレイの一つです。
比較的メジャーなプレイなのでSMプレイと意識せず、すでに取り入れてる人も多いのではないでしょうか。
触りながら「これが気持ち良いんでしょ?」「もうこんなになっているよ」などのソフトな言葉責めから、相手を罵ったり否定するハードな言葉責めまでレベルを変えられるのも言葉責めのメリットです。
相手の様子を見つつ、お互いが最も興奮するレベルの言葉責めで煽ってあげましょう。
4.おもちゃを使う
おもちゃを使うことで、初心者でも簡単にSMプレイを行うことができます。
SMプレイでおもちゃを使用する場合は、少し焦らしてみたり、相手が「もう限界!」となるまで追い込んだりする使い方がおすすめです。
おもちゃでのプレイに慣れてきたら手錠や目隠しと併用してみましょう。
5.手錠を使う
道具を使ってのプレイのなかでも手軽にできるのが、手錠を使ってのプレイです。
いつもと違い、自由を奪われている感覚が興奮に繋がります。
今ではネットで比較的安価で簡単に手に入れることができますので、入手も簡単です。
「購入履歴が残るのが嫌」「保管場所がない」という人は、身近にあるネクタイやストッキングで代用しましょう。
手錠などで拘束する場合は、きつく縛ってしまうと跡がついたり怪我をしたりすることがあるので注意が必要です。
6.くすぐり責め
くすぐりプレイとは、相手をくすぐることでカラダの感度を高めて責めるプレイです。
くすぐったいという感覚と気持ちいいという感覚どちらも元は同じような感覚なので、くすぐって攻めることもプレイの一環としては効果的です。
また、イチャイチャする延長の流れで始められるのもおすすめのポイントです。
7.目隠し
目隠しは、ソフトSMでは王道のプレイです。
視覚的な情報を遮ることによって、他の感覚が敏感になります。
軽く触られただけでいつもより感じたり、卑猥な音を立てられたりすることで普段よりも興奮するでしょう。
また、相手の動きが見えないことで、ドキドキが高まり快感を感じやすくなるのです。
8.噛みつきプレイ
パートナーを 噛んで痛みを与えるのも快感になります。
跡が残るような強い力で噛むのは初心者にはおすすめしません。
あくまで、耳を甘噛みしたり、乳首を噛んでみたりと、少し強い刺激を与えるぐらいが気持ちいいのです。
9.乳首責め
乳首は神経が集中しているのでとても敏感な性感帯です。
SMプレイでは普段より少し強めに乳首を摘んでみたり噛んだりして強い刺激を与えるようにしましょう。
開発が進めば乳首だけでパートナーをイかせることも可能になりますよ。
10.オナニーの観察
オナニー観察は相手にオナニー(自慰行為)をさせて観察するプレイです。
観察するだけでなくオナニーを手伝ったり、そこから言葉責めや視姦など違うプレイに発展させたりすることもできます。
興奮が我慢できなくなったら、一緒にオナニーをする「相互オナニー」にシフトしてみましょう。
言葉責めと併用するときは、あまり細かな指示を出し過ぎないように注意して、相手が集中してオナニーに没頭できるようにしてあげることがポイントです。
11.SM設備のホテルに行く
SMプレイをより楽しむために、SMホテルに行くというのもおすすめです。
一部のラブホテルには、SMプレイを行うための部屋があります。
ソフトなSMプレイ用の道具が揃った部屋から、拘束具や他の器具が揃った本格派の部屋まであるのでこちらで準備する必要はなくホテルに行くだけでSMを楽しめます。
普通のラブホテルや自宅とは違った雰囲気なので、SMプレイ初心者の人も大胆になれること間違いなしです!
【中級者向け】おすすめSMプレイ11種類
すでにいくつかSMプレイを経験したことのある人は、もう一歩踏み出して中級者むけのプレイに挑戦してみましょう。
1.スパンキング
スパンキングは平手で相手のお尻を叩く行為です。
叩かれることにより、まるでおしおきされているような屈辱感が生まれMな人の快感や興奮へと繋がります。
お尻を叩く時は痛くしないように、大きな音が出るように叩くのがポイント。
力任せに激しく叩いてしまうと、相手に怪我をさせる危険性があるので、力加減には注意しましょう。
2.首輪プレイ
SM中級者には首輪をつけることで主従関係を明確にする首輪プレイもおすすめです。
パートナーへ首輪をつけてリードを持つことで支配感を味わうことができます。
初心者のうちはオシャレなチョーカーなどでこっそり楽しむのも良いかもしれませんね。
きつく締めすぎると血流がとまり、跡になってしまうこともあるので、きちんと相手に確認するようにしましょう。
3.お散歩
おもちゃをつけたまま野外でお散歩してみるのも、刺激があってかなり興奮するプレイだといえます。
いけないことをしている背徳感が興奮となって快感を味わうことができます。
ただし、公然わいせつになってしまわないように、場所には十分に注意しましょう。
4.温冷プレイ
肌に「冷たい」ものや「温かい」ものを当て、温度差のある刺激を与え快感を高める温冷えプレイもおすすめです。
温めたチョコレートやはちみつを体に塗って舐めたり、冷たい氷や金属の小物などで刺激したりしてあげましょう。
チョコレートやはちみつは塗ったあと舐め取ってあげることでより相手を感じさせることができます。
氷を使う場合はあまり長時間当てっぱなしにすると、凍傷の危険もあるので注意してください。
5.イラマチオ
イラマチオとは女性の口に男性器を咥えさせて、男性が腰を振るプレイのことです。
男性は支配欲や征服欲が満たされ、女性は道具として扱われているような屈辱感に興奮を覚えます。
イラマチオでは、通常のフェラよりも男性器を喉奥まで挿入されるため苦しさで嘔吐をしたり、男性器に歯が当たって怪我をしたりするケースもあるので注意してプレイしましょう。
6.羞恥プレイ
羞恥プレイとはパートナー(M側)に恥ずかしい思いをさせて性的興奮を与えるプレイです。
S側はM側の恥ずかしがる姿を見ることで支配感を味わうことができます。
これまでに紹介した「言葉責め」「視姦プレイ」「オナニー鑑賞」などのプレイと組み合わせて行うのがおすすめです。
7.踏みつけプレイ
踏みつけプレイはMな男性が好むプレイで、綺麗な女性に踏みつけられることで屈辱感を味わい、それが興奮へとつながるのです。
また、素足以外にもハイヒールやストッキングを履いた女性に、顔やカラダ、男性器を踏まれ興奮するMの男性も多いのです。
ハイヒールでプレイを行うときは、怪我をしないよう力加減に注意しましょう。
8.塗り薬を使う
快感や興奮を高める塗り薬を使うのもいいでしょう。
薬といってもプレイに使用するものは体に害の無いものがほとんどです。
念の為、舐められるかどうか確認するようにしましょう。
普段のセックスや焦らしプレイなどで使用するのがおすすめです。
9.剃毛
剃毛はパートナーの陰毛を剃ることで羞恥心を刺激して楽しむプレイです。
M側は普段毛で覆われている箇所がツルツルになり、子供のような姿になることで湧き起こる恥ずかしい気持ちが興奮に繋がります。
男女ともパイパンになるとセックスの感度も上がるというのも、剃毛プレイのメリットです。
10.お漏らしプレイ
中級者にはお漏らしプレイもおすすめdす・
少しマニアックなプレイですが、M側はお漏らしをさせられることで羞恥心が煽られ、S側は相手を支配している気持ちになるので興奮すること間違いなしです。
トイレ以外でおしっこをするという、普段は許されないことをしてしまうことに興奮を覚えるのです。
11.痴漢プレイ
電車やエレベータでこっそり触ったり痴漢プレイを楽しんだりすることで背徳感やハラハラした危機感を感じ、興奮につながります。
お互い役に入り込んで行うのが大切なので、M側はきちんと嫌がっているふりを忘れないよう意識しましょう。
【上級者向け】おすすめSMプレイ8種類
これまで紹介したプレイでは満足できない方におすすめの上級者向けのプレイもご紹介します。
怪我などのリスクを伴うプレイもあるので行う際は十分に注意しましょう。
1.緊縛
緊縛プレイとは縄を使ってカラダを縛るプレイのことです。
「亀甲(きっこう)縛り」や「菱縄(ひしなわ)縛り」が代表的な縛り方です。
ただ縛って自由を奪い、支配するのが目的ではなく緊縛プレイは美しく縛る芸術的な面も重視されます。
2.ロウソク責め
「SMといえばロウソク!」というほど代表的なプレイのひとつです。
ロウソク責めはパートナーのカラダに溶かしたロウを垂らして、熱がり悶える反応を楽しむプレイです。
「ロウソクというと熱く火傷してしまうのでは?」と思うかもしれませんが、SMプレイで使用するロウソクは低温なので火傷の心配はほとんどありません。
普段ケーキなどについてる市販のロウソクは温度が高く火傷の危険性が高いのでプレイに使ってはいけません。
3.吊しプレイ
吊しプレイは、拷問的な要素だけでなく、先ほど紹介した緊縛プレイと同じように吊り上げた時の美しさや芸術性も一緒に楽しむ傾向があります。
緊縛プレイより吊ることで重力が加わり締め付けが強くなるので、実践する際は慣れた人にアドバイスをもらいながら行いましょう。
4.鞭打ち
SMといえば鞭打ちをイメージする人も多いのではないでしょうか。
手で叩くよりも強烈な痛みがあり、音も大きく出るので痛みで興奮するMには喜ばれるプレイです。
S側はカラダを鞭で叩く前に、近くの壁や物を叩いてみることで相手を怯えさせるのと同時に、この後にくる痛みを期待させ興奮させることができるでしょう。
5.首絞めプレイ
首絞めは、一見過激でアブノーマルなイメージですが、好んでいる人が多いプレイです。
首を絞められながら行うセックスは、M側にとっては相手に生死を委ねているような感覚でとても興奮します。
「首締めプレイに興味はあるけど少し怖い」という場合は、まずは締めているふりから始めてみましょう。
首を締めているふりだけでも、普段のセックスとは違った刺激が味わえますよ。
6.水責め
水責めは拷問の一種で、仰向けの状態から顔に水を注がれたり、何度も水に顔をつけられたりすることで、言い表しがたい快感を得ることができるのです。
先ほどの「首絞めプレイ」同様、M側は相手に生死を委ねているような感覚が興奮につながります。
7.寝取り(NTR)
寝取りプレイとは誰かに寝取らせるプレイのことでNTRとも呼ばれます。
自分のパートナーが第三者とセックスしている様子を見ることで興奮するプレイで、一部のマニアックなプレイを好む人たちに人気です。
他にも、複数人でパートナーを入れ替えて行うスワッピングというプレイに派生することもあります。
8.飲尿
飲尿とは尿を飲むプレイのことです。
S側は相手に尿を飲ませることで支配欲を満たし、M側は飲尿させられることで羞恥心と被虐心を満たし興奮するのです。
女性から排出される尿を直飲みする「聖水プレイ」なんて呼ばれるプレイもあるので奥が深いですよね。
尿自体に害はないとされていますが、尿道炎や膀胱炎などの感染症のリスクもあるので十分注意しましょう。
SMプレイを上手くいかせるためのコツを紹介
紹介してきたようにSMプレイは普段と違うセックスを楽しめる一方で怪我などのリスクもある行為です。
相手との意思疎通が上手くいっていないと、ただ単に相手に苦痛を与えるだけの行為になってしまいます。
そうならないために、SMプレイを上手くいかせるためのコツやポイントについて紹介していきます。
S側がM側に合わせてあげる
SMプレイでよく勘違いされるのが、S側はM側を従わせるというプレイではないということです。
SMプレイではS側が相手(M側)へ配慮し、プレイすることが大切。
「SはサービスのS」と言われることがあるのですが、M側がしてほしいことを的確に読み取り、加減を調節しながら責めてあげる必要があるからです。
M側の反応をしっかりと観察しつつ、その上で悦びを与えてあげられるよう責めてあげましょう。
信頼関係を大切に
SMプレイの基本で最も重要なのはお互いの信頼関係です。
信頼関係が構築できてない段階でのSMプレイはただの暴力になってしまいます。
お互いにしっかり合意を取りつつ、してほしくないことをあらかじめ決めておくのが肝心です。
SMプレイを楽しむ際は、お互い確認しつつ慎重に進めるのが重要です。
まとめ
今まで取り上げてきたように、SMプレイは相手を縛ったり鞭で打つような過激なプレイだけではありません。
目隠しや軽い拘束など、相手の自由を制限するだけでも、いつものセックスにスパイスになるのです。
皆さんも自分にあったプレイからはじめて、SMを楽しんではいかがでしょうか。