「旦那としたくない」と思っている奥さんは少なくありません。
おじさん体型が嫌だったり口臭・体臭がキツかったり、その原因はさまざまです。
この記事では、「旦那としたくない」と思ってしまう原因と対処法について詳しく解説します。
「旦那としたくない」と思ってしまう産後クライシスについても解説するので、旦那さんとの性生活(夫婦生活)に悩んでいる女性は必見です。
「旦那としたくない」と思ってしまう原因
どうして「旦那としたくない」と思ってしまうのでしょうか。
ここでは主な原因を紹介します。
おじさん体型
旦那さんがおじさん体型になってしまったため、性行為が嫌になってしまうことは少なくありません。
結婚当初はスラリとした体型の男性も、年を取るにしたがってお腹周りに脂肪がついてしまうのはよくあることです。
「あの頃はかっこよかったのに…」「普通のおじさんじゃん…」とマイナスのギャップを感じ、その結果したくなくなってしまうのでしょう。
ダイエットしなければおじさん化は進む一方なので、ますます嫌悪感が増してしまうはずです。
口臭・体臭がキツイ
男性は年を取るにしたがって、口臭・体臭はキツくなっていきます。
その臭いが原因でキスはもちろんのこと、同じ布団で寝るのも嫌になってしまうこともあるでしょう。
結婚生活が長くなり、相手に気を使わなくなるのも要因かもしれません。
口臭・体臭がキツくなっているにもかかわらず、相手への最低限の気遣いがなくなり、臭いが一向に改善しないのです。
変な性癖を持っている
旦那さんが変な性癖を持っているのも、したくないと思う原因のひとつです。
自分には理解できない性癖を持っていると、いくら性欲があったとしても行為が面倒に感じてしまうでしょう。
制服プレイやSMプレイなど、性癖によっては嫌悪感を抱いてしまうこともあるはずです。
性癖はなかなか変わらないので、結婚する前に確認しておかないと「したい」と思うことは一生ないかもしれません。
セックスが下手
旦那さんのセックスに不満があると、そのままセックスレスになってしまうことがあります。
毎回ワンパターンだと、「旦那としたくない」と思ってしまうのは当然ですよね。
旦那さんのテクニック次第では、またしたいと思えるはずです。
癖が気になる
貧乏ゆすりをしたり、鼻をほじったり、旦那さんの気になる癖はありませんか?
生活を共にしてから気づくケースが多いので、結婚後に徐々にストレスが溜まってしまうこともあるでしょう。
嫌いというわけではありませんが、ちょっとした嫌悪感が蓄積した結果として「旦那としたくない」と思ってしまうことは珍しくありません。
産後クライシス
「旦那としたくない」と思ってしまうのは、産後クライシスが原因かもしれません。
産後クライシスとは、出産後に子供に対して母性が目覚め、旦那さんへの愛情が冷めてしまうことです。
育児で忙しい最中に求められたら、イライラして当然かもしれません。
しかし、産後クライシスをそのままにしておくと、最悪の場合離婚に至るケースもあるので注意が必要です。
産後クライシスとは
産後クライシスとは、出産後に夫婦の関係性が悪化してしまうことです。
では、どうして産後クライシスに陥ってしまうのでしょうか。
ここでは、産後クライシスについて詳しく解説します。
産後クライシスになる原因
産後クライシスに陥ってしまう原因は、以下の通りです。
- ホルモンバランスの変化
- 夫婦のすれ違い
- 親の自覚がない旦那にイライラ
- 子供が最優先になる
- 子育てに対する不安
まずは、産後クライシスに陥ってしまう原因を解説します。
ホルモンバランスの変化
ホルモンバランスの変化が原因で産後クライシスになってしまうことがあります。
出産するとホルモンのバランスが乱れ、イライラすることが多くなってしまうのです。
夫婦のすれ違い
子供がいないときは会話をする時間があったかもしれませんが、子供ができると夫婦だけの時間は少なくなってしまいます。
子供ができてから夫婦で上手くコミュニケーションが取れずに、すれ違いが多くなってしまうことは珍しくありません。
会話が少なくなることで生じる些細なすれ違いは、大きな影響を及ぼしてしまうものです。
悩みや不満は知らぬうちに大きくなり、気付いたときには取り返しのつかないほどの溝を生み出しているかもしれません。
たとえ子供がいなくても、お互い仕事で多忙な共働き夫婦も要注意です。
親の自覚がない旦那に対する不満
旦那さんが育児に非協力なことも、産後クライシスに陥る原因のひとつです。
仕事が大変なのはわかりますが、育児は24時間しなければなりません。
「一緒にいるのに子供の面倒を見てくれない」「休みは家で昼過ぎまで寝てる」といったことがあると、不満が溜まるのは当然でしょう。
子供最優先の生活
子供は色々と手間がかかります。
ミルクの準備やお風呂、おむつ交換など、毎日手一杯になるはずです。
夜泣きをすることもあるので、睡眠時間が取れないことも珍しくありません。
子供優先の生活をすることで徐々にストレスが溜まり、イライラを抱えてしまうのです。
そのイライラを旦那さんにぶつけてしまい、夫婦関係が悪化することもあります。
子育てに対する不安
慌ただしい毎日を送っていると、子育てに対し不安を抱えることがあります。
先ほども説明したようにろくに睡眠をとることもできないので、精神が参ってしまうこともあるでしょう。
こうした子育てに対する不安も、産後クライシスに陥ってしまう原因になります。
終わりがない毎日に不安を抱き、精神的にも不安定になってしまうのです。
うつ病との違い
出産後にうつ病になってしまう可能性もあります。
産後うつは「子どもを育てる自信がない」といった心理になり、睡眠が取れなくなったり、食事が取れなくなったりしてしまう病気です。
産後うつと産後クライシスは似ていますが、産後クライシスは病気ではありません。
産後クライシスは、出産後に旦那さんと不仲になることを表した言葉です。
人によって期間は異なりますが、一時的な症状といえるでしょう。
「旦那としたくない」と思ってしまったときの対処法
最後に「旦那としたくない」と思ってしまったときの対処法を紹介します。
旦那さんに幻滅したときだけでなく、産後クライシスのときも有効の対処法なので、自分の状況に合った対処法を実践してみてください。
「絶対に無理!」と諦めずに、まずは実践してみましょう。
自分の気持ちを伝える
「旦那としたくない」と思ったら、その気持ちを旦那さんに伝えましょう。
夫婦といえど他人です。
言葉にしないと理解できないこともあります。
自分が不満に思っていることを伝えることで、旦那さんも努力してくれるでしょう。
夫側も思うところがあるかもしれないので、夫側と妻側の意見を取り入れるように話を進めてください。
恋してた頃を思い出す
旦那さんと恋してた頃を思い出す方法もおすすめです。
今どんな気持を抱いているかわかりませんが、旦那さんはかつて胸が高鳴った相手です。
恋してた頃を思い出すことで、昔の気持ちを思い出せるかもしれません。
気持ちが改善するのを待つ
環境やホルモンバランスの変化が原因で「旦那としたくない」と思ってしまった場合は、気持ちが改善するまで待つのもいいでしょう。
自ら行動しなくても、時間が解決してくれることもあります。
今の気持ちが嘘のように、自然と旦那さんを愛しく思える日が来るかもしれませんよ。
自分の気持ちを大切にする
もし育児に追われているなら、たまには自分の時間を大切にしてください。
自分の気持ちを大切にすることで、ストレスも解消できるはずです。
旦那さんとデートすれば、恋人の頃の気持ちを思い出せるでしょうし、すれ違いも解消することができるでしょう。
自分の親御さんや旦那さんの親御さんの力を借りて、息抜きしてみてください。
距離を置く
旦那さんと一度距離を置くのもいいかもしれません。
離れることで相手の大事さや魅力に気づける可能性があります。
もし距離を置いても相手に対する気持ちが変わらないなら、離婚を考えるのもありです。
自分を押し殺してまで旦那さんと一緒にいる必要があるのか、一度考えてみましょう。
「旦那としたくない」と思ったら、まず自分の気持ちを確かめよう
「旦那としたくない」と思うのは珍しいことではありません。
多くの女性が旦那さんに不満を持っていたり、産後クライシスに陥っているのです。
理由が何かわかれば、夫婦円満になれる可能性は大いにあります。
自暴自棄にならずに、まずは自分の気持ちを確かめてみましょう。
近い将来、「旦那としたい」と思える日が来るはずですよ。