パートナーとセックスをしていると、自分は相性が良くないと思っているのに相手はすごく良さそうにしているときがありませんか?
実は、セックスの快感は男女によって違いがあるのです。
快感度が異なる男女がお互いに気持ちよくなるためには、様々な工夫が必要。
そこで今回は、セックスの快感の違い、気持ちよさ、気持ちよくなるための工夫について紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
セックスの快感は男女で違う?
セックスの快感は男女で異なりますが、どのような違いがあるのでしょうか。
男女別でどのような感覚になるのか、詳しく説明していきます。
女性の感覚
女性がセックスで快感を得るのは、肉体的な感覚に加えて精神的なものや気持ちの部分でも得られます。
まずは「愛されていること自体が快感」ということ。
前戯の段階で男性に優しく丁寧に愛撫されると「自分は愛されている」と実感するのです。
さらに、これからどうなるのかというドキドキ感を味わうことで、性的な満足を高めます。
そして女性がイッたときの感覚も、男性とは少し違います。
女性の場合、イクときに膣が痙攣したような状況になりやすいのですが、これは全身でも同じような感覚を得ている方が多いです。
電気といってもビリビリするような感覚ではなく、快感が全身に走り抜けるような感じです。
この感覚は、どの部位でイクかによっても強さが異なります。
快感度に関しては「セックス中に中イキ・外イキする快感度は?」の項目で、詳しく解説しているので気になる方はチェックしてみてください!
男性の感覚
男性がセックスで快感を得られるポイントは、いくつかあります。
- 挿入時にトロトロする感じ
- 挿入時に膣が締まったとき
- イッたとき
男性は挿入時に快感を得ている方が多く、暖かさや包まれている温もりを感じて気持ちいいと認識します。
さらに挿入中に膣が収縮した際の締め付けられている感じを、快感と認識する男性も多いです。
とくに男性器が大きい方の場合は、締め付けられて得られる快感は大きいようです。
そして、男性の快感が最も大きい瞬間が、イクときです。
男性がイッたときの感覚を言葉でいい表すと「脳天までツーンっと突き抜ける感じ」というと分かりやすいでしょう。
女性がイクときの感覚と同じように、電気が走ったような感じと想像する方もいますが、どちらにしても強い快感が得られることが分かりますね。
セックスで射精する快感度は?
男性が射精する際に得られる快感度は「お通じがスッキリ出た朝」に近いのではないでしょうか。
他にも、ギャンブルで大勝ちしたときの瞬間みたいな感覚などと表現する人も少なからずいます。
実は、男性のオーガズムは女性に比べると大したレベルではありません。
ほんの一瞬で終わってしまい、気持ちよさのピークはたったの2〜3秒。
そして、それが終わると倦怠感が一気に押し寄せます。
その時間がいわゆる「賢者タイム」になるのです。
男性のイッたときの快感は射精している間だけなので、そう長くは続かないのが特徴です。
セックス中に中イキ・外イキする快感度は?
女性がセックス中に中イキ・外イキするときの快感度は、男性に比べて大きいです。
そして、女性の場合は中イキ・外イキでも快感のレベルが異なります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
外イキ
外イキとは、クリトリスでイクことをいいます。
気持ちよさは男性でいう、射精のときの気持ちよさと同じレベルです。
クリトリスイキを言葉で表現するなら、疲れているときに「伸び」をする感覚といえば想像しやすいのではないでしょうか。
ひと仕事終えた後にする伸びは気持ちいいですよね。
そんな感覚が短くて5秒、長くても10秒くらいは続きます。
他にも、じわじわ登りつめて、突然ふわっと開放される感じと表現する方もいます。
女性のイキ方には3種類ありますが、その中でも一番快感度が少ないのが外イキです。
中イキ
中イキとは、膣の中にあるGスポットでイクことをいいます。
外イキに比べると、イッたときの感覚は強くなりますが、少し難易度が高くなります。
中イキを例えるなら、体の奥底から全身に気持ちよさがじわじわと広がるような感覚。
外イキでは、気持ちよさがじわじわと押し寄せて突然ブワッと開放されるような感覚になりますが、中イキの場合は体の深いとこから溢れ出るように快感が押し寄せてくるのが特徴です。
ポルチオイキ
ポルチオとは女性の膣の奥にある性感帯で、知識・経験が豊富でなければなかなか到達できないオーガズムです。
しかしその快感は3つの中でも、最も大きく強いものとなります。
例えるのが難しいのですが、感覚としてはギュッと縮んだあとに緩むような感じが長時間連続して起こります。
男性に分かりやすく伝えると、射精時よりも強い快感が連続で襲ってくるような感覚です。
奥イキで得られる快感は他の部位よりも深いものなので、一度体験するとやめられないという女性が多いイキ方になります。
セックスで気持ちよくなる方法【男女共通】
男女共にセックスで気持ちよくなるには、テクニックを磨くことはもちろん、知識を得ることと工夫も必要です。
ここからは、セックスで気持ちよくなる方法の基本的な知識について紹介するので見ていきましょう!
オナニーをする
男女共にオナニーをすると感度も上がるので、オナニーは積極的におこないましょう。
今の日本では、SNSなどを通じて少しずつ性に関する情報が一般の方にも届くようになり、オープンな男女が増えてきています。
それでも「オナニー」に関しては、恥ずかしい行為と感じている方がとくに女性に多いです。
しかし、オナニーはカップルで素晴らしいセックスをするための基礎。
決して恥ずかしいことではありません。
オナニーは自分の性感帯を知れるだけではなく、セックスをより気持ちよくさせるための手段としても使えるのです。
セックスに集中できる環境を作る
セックスに集中するために、落ち着ける環境を作るのも重要。
性欲を高めるために必要な条件の一つは「安心」です。
人間関係はもちろん、その場の雰囲気も安心できるかどうかが左右されます。
そして、安心しつつも興奮できるような環境づくりも大切です。
たとえば、実家でセックスをすると家族にバレないよう声を押し殺さなければいけませんよね。
それはそれで興奮するシチュエーションですが、それでは落ち着けない・思う存分感じられないという女性も多いです。
そこでラブホテルのようなセックスに集中できる場で、焦らしプレイなどを楽しむのはいかがでしょうか。
ラブホテルであれば声を出しても恥ずかしくないですし、セックスに必要な環境も整っています。
快感は集中できなければ発展しません。
見られる・気付かれるかもしれない場ではなく、二人だけの空間で好きなだけ声を出せる・集中できるような環境でセックスすることも大切なのです。
お互いの性感帯を知る
お互いの性感帯を知ることは、セックスにおいてとても重要なことです。
また、お互いの興奮ポイントを知ることも大切。
相手の性感帯を知るためにはまず、前戯が重要です。
たとえば前戯中に声が大きくなったポイントを重点的に攻めたり、手や指の動きに変化をつけたり。
さらに挿入してピストン運動をしているときに、どの角度・体位・刺激で気持ちよさそうにしているかも見ておくといいでしょう。
そして、言葉責めをしてみたり焦らしプレイをしてみたり、どういったことで相手が興奮するのかもチェックしておくことも大切です。
前戯を十分にする
前戯で快楽を高めると、プレイ中にイキやすくなります。
女性はいつもよりフェラを長く・濃厚にしてみてください。
男性は優しく触ることを心がけながら、いつもより丁寧に触れるようにしてみましょう。
前戯で女性の膣が十分に濡れることで挿入したときの気持ちよさも増すため、お互いが気持ちよくなれます。
前戯の際に目隠しや優しい言葉責めをすることで、より興奮できるのでぜひトライしてみてください!
【まとめ】セックスで大切な事はお互いが気持ちよくなれるかどうか
セックスで得られる快感は、男女によって大きく異なります。
しかし、お互いが気持ちよくなれるように工夫することで、いつものセックスがより良いものとなるのです。
まずはセックスに集中できる環境づくりを心がけて、お互いの性感帯や興奮ポイントを知るために前戯でいろいろ試してみましょう!