パパ活（P活）をする女性が気をつけるべきは盗撮。
大人アリのパパ活の場合、パパに性行為を盗撮される可能性があります。
盗撮被害にあってしまうと「動画をネタにパパからお手当なしのエッチを強要される」「ネット上に動画をバラまかれる」といったトラブルに発展する可能性があります。
この記事では盗撮の手口や隠し撮り防止対策を紹介するので、しっかり対策して盗撮被害を未然に防ぎましょう。
パパ活の盗撮の手口
パパ活初心者は特に、盗撮されるのを防ぐため、まずは手口を知らなければなりません。
パパがどのような手口で性行為を盗撮するのか確認しましょう。
スマホで盗撮
盗撮をする手段でよく使われるのが、誰でも持っているスマホです。
ベッドのそばに置いてあっても不自然ではないので、盗撮されていても気づきにくいでしょう。
また、シャッター音を消せるアプリを使えば、スマホをいじっているフリをして撮影できるので、知らないうちに裸を撮られてしまう可能性もあります。
中には、盗撮する気はなかったのに、スマホがあるばかりに出来心で盗撮してしまうパパもいるでしょう。
小型カメラで盗撮
小型カメラやスパイカメラを用意して、鞄やティッシュの箱、本などに仕込み、盗撮をするパパもいます。
もしくは、小型カメラ付のペンや時計、メガネなどが普通に販売されているので、それを使う人もいます。
このような手口の場合、盗撮に気づくのは難しいものです。
パパの自宅で盗撮
ホテルなどでは盗撮の手段は限られてきますが、パパの自宅の場合、盗撮の準備がいくらでもできるので、ある意味手口は無限です。
確実に盗撮するために家中にカメラを仕掛けている場合もあります。
パパが周到に準備していた場合、盗撮を防ぐのは難しいでしょう。
さらに顔までばっちり撮られてしまうと、万が一流出してしまったときのリスクは大きく跳ね上がります。
パパ活盗撮の効果的な防止対策
パパ活を盗撮する手口がわかったところで、それを防ぐために効果的な対策もおさえておきましょう。
パパ活をするときに自分の身を守れるのは自分だけです。
顔バレした状態で、素人盗撮の動画サイトにパパ活セックスが公開されるようなことになったら、その後の人生が台無しになってしまうかもしれません。
「自分は大丈夫」と油断することなく、しっかり備えましょう。
自宅やパパが指定した場所には行かない
パパの自宅や、パパに指定された場所には行かないようにしましょう。
盗撮用の小型カメラを事前に設置している可能性が高いからです。
事前に準備できれば見つかりにくい場所を探し、写りやすい位置や角度を確認しながらカメラを設置できるので、盗撮の成功率が上がります。
ホテルで会うとしても、事前に小型カメラを設置されないよう、自分でホテルを指定して、必ず一緒に部屋へ入るか、先にホテルで待っているようにしましょう。
スマホはしまってもらう
盗撮に使われやすいスマホは、絶対に盗撮できない場所にしまってもらいましょう。
「信じてないわけではないけれど、盗撮されるかもと思うと怖い」と言えば、良心的なパパは対応してくれるはず。
それでも、仕事の連絡が来るかもなどと言って、盗撮できそうな場所にスマホを置くようなパパの場合、気を許すことなくその日はやり過ごして、関係を切った方がいいでしょう。
1人の時間をつくらせない
「ホテルなら事前に小型カメラを仕込めないから大丈夫」と安心してはなりません。
自分がお風呂やトイレに行っている時に、カメラをこっそり設置される可能性があるからです。
ポイントはパパに隙を見せないこと。
お風呂にも一緒に入って、パパが1人になる時間をつくらないようにしましょう。
エッチするときは電気を消す
エッチをするときは必ず電気を消しましょう。
電気を消しておけばカメラに姿がはっきり映りません。
万が一盗撮をされていても、自分とわからないようにするために効果的です。
警戒心が高いことをアピールする
「盗撮されるリスクがあることを私はわかっている」と、警戒心が強いことをアピールするのも、盗撮の抑止に役立つでしょう。
警戒心があるとわかると、「何かまずいことをすれば、自分が不利になるような手段をとるかもしれない」と、盗撮を諦めるかもしれません。
パパ側も世間にバレるとまずいことをしている自覚はあるので、無茶はしなくなるはずです。
対策していることをアピールする
警戒していることだけではなく、実際に盗撮に対して知識や対策が備わっていることをアピールすれば、より盗撮されることを防げるはず。
会う前に、盗撮対策をきちんとした上でパパ活をしていることを知らせておけば、盗撮目的のパパに当たる確率を低くできるでしょう。
パパ活で盗撮されたときの対処法
対策をとっても、盗撮を完全に防げるわけではありません、
万が一、盗撮されてしまったときはどうするか、対処法を紹介します。
パパの個人情報を収集する
盗撮されたことがわかったら、できる限りパパ活相手の個人情報を収集しましょう。
泣き寝入りせずに警察や専門機関など、しかるべきところに相談するために必要だからです。
無理矢理聞き出そうとすると相手が警戒して、撮影した動画を業者に売り渡して連絡を断ってしまうかもしれません。
盗撮されたことに気づかないフリをして、何気ない話の流れで名前や住所、生年月日、勤務先などを聞き出すことにチャレンジしましょう。
「免許証の写真見せて！」などといって、個人情報をチェックするという方法もあります。
データを削除する
パパの個人情報を手に入れているなら、「盗撮データを消させてくれるなら、誰にも言わない」と交渉すれば、データを削除できる可能性があります。
見つけたデータ以外にも隠しているかも知れないので、すべて出してもらい、全て自分の手で削除しましょう。
「消しておいて」と言っても、パパがその通りにしてくれるとは限らないからです。
警察に通報する
自分で対処する自信がないなら、警察に通報しましょう。
相手の同意なく、下着姿やセックス中の姿を撮影するのは「性的姿態等撮影罪」に当たります。
そのため、パパ活男性の罪が認められると、性的姿態撮影等処罰法第2条により、3年以下の拘禁刑もしくは300万円以下の罰金に処されることになります。
第三者の目に触れる状態にしなくても、性的姿態を内緒で撮るだけで犯罪なのです。
証拠として警察側に盗撮された動画や写真を見られることになるのでイヤかもしれませんが、ネット上にバラまかれるよりはマシでしょう。
また、それまで紳士的な男性だったとしても、自分に都合の悪いことを言われると逆上して何をされるかわかりません。
盗撮されたとわかると焦ると思いますが、盗撮されたデータは消さないでおいて、二人きりではなく、人の目があるときに通報しましょう。
弁護士に相談する
警察に相談すれば何とかしてくれると思うかもしれませんが、確実な証拠や実際の被害がないと対応してくれない場合があります。
そんなときは弁護士に相談しましょう。
証拠や実害がなくても、自分がすべき対応などの相談にのってもらえるはずです。
盗撮に関わる事例を数多く取り扱ったことのある弁護士なら、経験をもとに解決策を導き出してくれるでしょう。
慰謝料を請求する
盗撮していたことがバレた場合、自分の社会的地位を守りたいパパは被害届を出され、世間に罪をさらされることを恐れます。
その前に、弁護士を通じて示談交渉の申し入れをしてくるケースがあります。
パパに罰金刑などを受けてほしいという気持ちよりも、警察官に根掘り葉掘り聞かれたくないという気持ちの方が強いなら、示談を受け入れ、慰謝料を請求するのもひとつです。
ですが、パパ活女子との連絡を断って逃げ切ろうとするパパもいます。
その場合は、警察官や検察官を通じて、パパが示談を提示すれば受け入れるつもりだということを伝えてもらう方法もあります。
パパ側が慰謝料の支払いを渋る場合は、民事訴訟を起こす方法もありますが、慰謝料を得られても、弁護士費用の方がそれを上回るケースがあるので注意しましょう。
パパ活は盗撮などの危険が伴う！
パパ活トラブルはさまざまで、ネット上の体験談を読むだけでも危険性が伴うことがわかります。
中でも気をつけなければならないのは盗撮でしょう。
スマホがあれば十分できてしまうので、女性側は警戒が必要です。
大人アリのパパ活をする際は、スマホをしまってもらう、部屋を暗くするなどの盗撮対策をとりましょう。
また、パパの自宅など、小型カメラを事前に設置しておけるような場所で会うのは避けるべきです。
それを嫌がられたら、いくらパパ活相場より高いお手当がもらえるとしても縁を切りましょう。
盗撮被害に遭った場合は、パパの個人情報を集めることが大切。
自然な会話から、できる限りの情報を集めるように心がけましょう。
個人情報を集めることで、盗撮されたことを警察に通報した際、スムーズに捜査を進めてもらえるはずです。
さらに、個人情報を聞いておけば、逃げることは難しいと、パパ自ら示談交渉を申し入れてくる可能性も高くなるでしょう。
性交を隠し撮りすることは犯罪行為で、盗撮された側は被害者です。
パパ活自体にうしろめたさがある女性は、警察に相談することを躊躇するかもしれませんが、泣き寝入りすることなく、相談することをおすすめします。