AV動画やエロ漫画でまれに聞く、「メスイキ」という単語。
「メス」は性別の「女」からきており、男性が「女性のようにイク」ことを意味します。
ただし、メスイキをするのはなかなか簡単なことではなく、準備と練習が必要です。
また、イクことができるようになるには短くても半年ほどの時間をついやして、開発していかなくてはいけません。
それでもメスイキは、射精とは変え難い特有の気持ちよさを体感させてくれるもの。
時間をかけてでも習得する価値があるはずです。
この記事では、メスイキをするとどのような感覚になるのかから、メスイキのやり方、必ず知ってから試すべき注意点まで、詳しくお伝えします。
「メスイキが気持ち良いらしい」と聞いて興味が湧いている方は、ぜひこの記事を読んでマスターしてみてください!
メスイキとは?射精やオーガズムと何が違う?
「メスイキ」とは、射精をすることのないオーガズムのことです。
たとえばBL系のプレイでよく描かれており、まるで女性のように感じてしまいます。
体をよがったり、堪えきれないあえぎ声が出たり、腰がビクンビクンと動いてしまう男性の姿に性的興奮を覚える人は、パートナーにメスイキを習得させるのも良いですね。
メスイキの感覚を詳しくお伝えしていきます。
メスイキの感覚は体の奥底から気持ちよくなる
メスイキをすると、体の奥底から気持ちよさが高まっていき、つい「んあぁ〜っ…」と声が出てしまうような絶頂がずっと続くような感覚です。
射精をするときとはまた異なる気持ちよさがあり、じわっと気持ちよさを満喫したあとには頭がボ〜ッとしてくるはず。
でも、このぼ〜っとした1分ほどの時間が過ぎたら、また気持ちよくなりたくてつい指が動き始めてしまいます。
触っていくうちに少しずつ感度があがり、全身を沸き立たせるような快感を楽しめるのがメスイキの魅力です。
賢者タイムがない
メスイキは女性がするオーガズムのような感覚であり、射精をともなわないぶん賢者タイムがありません。
女性はクリトリスでイくと脱力感こそありますが、そのまままんこがとろとろになった状態で挿入すれば、次はGスポットやポルチオなどの中でもイクことができます。
男性もメスイキをすると射精がないため、ボ〜ッとした脱力感があった後にもまたイクことができるようになるのです。
一度射精をすると賢者タイムが長くセックスを楽しめる時間が少ない、とお困りの男性は、メスイキをマスターすることをおすすめします。
長時間ずっと気持ち良い状態を続けられるので、パートナーとの時間をもっと幸せに感じられるかもしれません。
女性のように何度もイける
まるで女性がイクように、連続してイくことができるのが射精との大きな違いです。
絶頂に達したあとも、またすぐに気持ちよさを求めて指をうごかしてしまうので、またイクことができる…というループを何時間も続けることができます。
また、一度のプレイで最初にイクことができると、その後はもっとすぐにイクことができるようになるので、何度も何度も快感を求めてしまうことでしょう。
メスイキのやり方を解説!
実は、「メスイキ」には種類があります。
どんなメスイキでも異なる快感を味わえるので、時間をかけてすべてを極めるのも大ありではないでしょうか。
- 前立腺イキ
- 亀頭イキ
- 乳首イキ
- アナルイキ
どのメスイキもオナニーをすると開発が進みできるようになるので、ぜひ興味のあるものから試してみてくださいね。
前立腺イキ
「メスイキ」と言えば、もっともメジャーなのは「前立腺イキ」です。
前立腺はアナルの中にある部位のことで、女性のGスポットのようなイメージで刺激をすることでイクことができます。
アナルの中にあるため、前立腺を刺激するためにはグッズや指をアナルへ挿入しなくてはいけません。
最初は痛みや違和感を感じやすいですが、ケガをしないように優しく挿入してくださいね。
コツは、前立腺をトントンと同じスピードでタップして刺激を与えるようなイメージです。
オナニーをするときは、アナルの中を傷つけないよう指をコンドームで覆い、ローションを使うことでスムーズに指が挿入できるはず!
お尻の穴が開いてしまうのが嫌な人は、細長い「前立腺マッサージ器」を利用することをおすすめします。
亀頭イキ
「亀頭イキ」とはその名の通り、亀頭だけでイクことです。
サオの部分をしごいてしまうと射精をしてしまうので、亀頭部分だけを刺激することでメスイキします。
やり方としてはシンプルなので、前立腺イキなどと比べると比較的やりやすいかもしれません。
亀頭にローションを塗ったら、人差し指と親指で「OK」サインのように輪っかを作ります。
そのまま輪っかに亀頭を通しながら刺激をするだけで亀頭が興奮し、メスイキするという流れです。
亀頭だけを刺激できるオナホールもあるので、指ではむずかしい場合にはグッズに頼ってみるのもありですね。
開発までに時間はかかりますがやり方はシンプルで、前立腺と違って痛みや違和感なども感じないので、最初に試すメスイキとしてはベストな選択肢かもしれません。
乳首イキ
乳首もメスイキができるスポットのひとつです。
はじめはくすぐったいと感じるかもしれませんが、オナニーを続けていくうちに快感へと変わっていきます。
開発方法は自由で、指で乳首をまさぐるのも良いですし、ローターをあてて振動を楽しむのもひとつの手です。
- つねる
- 服の上から擦る
- なでる
- 上から押す
上記のような刺激を続けると、少しずつ気持ちよくなれるはずです。
ただし、乳首を開発するにはかなりの時間が必要なので、できれば毎日2〜3回、それぞれ1時間ほどついやしてオナニーをしてみてください。
はじめは一緒にチンコを片手でしごきつつ、もう片手で乳首を触ることで、体が乳首も性感帯であることを学びやすいのでおすすめです。
アナルイキ
「アナルイキ」は前立腺でイクことも含まれますが、他にも「S字結腸」と呼ばれる部分を刺激することもあげられます。
S字結腸はお尻の穴から20cmほど離れた部分の、直腸と大腸のあいだあたりにあり、かなり奥深くまで刺激をしなくてはいけません。
開発を重ねてイクことができるようになると、かなり強い絶頂を迎えることができます。
ただし、素人が間違った方法でアナルを拡張したり、腸を刺激してしまうと、雑菌が入ったりキズをつくってしまうこともあり危険。
「風俗マッサージ」とか「回春マッサージ」などでプロにお願いをして、アナルをマッサージしてもらうことでイク練習をするのがおすすめです。
メスイキの注意点とは?
セックスは基本的に、子供を作るために必要な行為です。
そこで男性のメスイキは、セックスとして自然な行為とは言えません。
イクことができるようになるとクセになるので良いのですが、初めて絶頂に達するまでには注意すべきポイントがいくつかあります。
性開発に時間が必要
メスイキをするためには、はやくても3ヶ月、長いと1年ほどの時間をかけて開発する必要があります。
毎日オナニーに時間がかけられる人は比較的はやいですが、そうでなければ数ヶ月ほどは気長にオナニーを続けましょう。
いつまでもイクことができないからといって無理をすると、敏感な部分に傷がついてしまう可能性もあります。
でも、メスイキをするための性器はそもそも、感じることが難しい部分です。
性感帯として敏感になるまでに時間がかかりやすい部分で絶頂させるのは、難しくて当然というもの。
焦ることなく、自分の体と向き合うつもりで、性開発を楽しんでみてください。
メス化が進む可能性がある
メスイキをおこすと、女性ホルモンが一時的に多く放出されると言われています。
そこで、女の子らしさが増す「メス化」が進むかもしれません。
とはいえ、メス化をしたからといってチンコがなくなったり、射精ができなくなったりするわけではありません。
どちらかというと良い変化を感じられることが多く、たとえば下記のようなものがあげられます。
- 肌がスベスベになる
- 顔つきがかわいらしくなる
- 筋肉が落ちる
- 体がやわらかくなる
- 胸が膨らむ
男らしいゴツゴツとした印象というよりも、女性らしいしなやかな印象が強くなる可能性が高いです。
かわいらしくなる傾向があるので、もし性対象が男性である男性にメス化が生じるのであれば、場合によってはパートナーがとても喜んでくれるかもしれません。
メスイキのコツとは?メスイキで快感を楽しむためのポイント
メスイキをするときにもっとも大切なのは、集中できる環境を整えることです。
チンコをしごくときにも、気分が盛り上がっているときの方が射精をしやすいと思います。
そこでメスイキをする場合には、脳の状態が高まっていることがかなり大切です。
少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、メスイキをしたいなら「脳からメスになりきる」とスムーズに絶頂までいくことができるのでおすすめ。
つまり、自分の体が女体化し、女として刺激を受けているとイメージするということです。
たとえば、アナルをマンコに置き換えて考えたり、タイプの相手に突かれている様子を思い浮かべたりしてみてください。
脳が興奮するのと同時に、じわじわと快感が強くなっていくかもしれません。
メスイキのポイントは、いかにイメージに集中し、脳からイクよう想像できるかどうかなのです。
【まとめ】メスイキとは?じっくり開発してみよう
メスイキをするためには、焦らずにじっくりと時間をかけて開発をしてあげる必要があります。
射精をするときとは違う感覚ということもあり、すぐにイって達成感を味わえないのがもどかしいかもしれません。
それでも時間をかけてあげることで、いずれメスイキを達成することができます。
大切なのは、イメージトレーニングからしっかりとおこない、脳内から興奮している状態で的確に性感帯を刺激することです。
もしイメージがうまくできないなら、好きな人とえっちをするうえで、幸せを感じながら性感帯に刺激を感じるのがおすすめです。
メスイキの開発は時間がかかるため、じっくりと時間をかけて性開発をしてメスイキを体験してみましょう。