セックスの流れの中で、大切な部分のひとつが「挿入」です。
気持ちいいという声を見ることが多いですが、実際にその感覚はどんなものなのでしょうか。
そこで今回は、セックスは本当に気持ちが良いのか、どのような感覚かを男女別に詳しく解説します。
併せて、挿入が気持ちよくなるコツや体位も紹介しますのでぜひセックスの際には参考にしてみてください。
挿入すると気持ちいい？【男性の意見】
まずは、男性の意見を見ていきましょう。
挿入する側の男性は、挿入に対して強い快感を覚える傾向がありました。
その感覚は、主に以下のようにいわれています。
トロトロで温かい
やはり体内なので、膣内はとても温かくなっておりその感覚が好きという男性が多いです。
また愛液やローションでトロトロの温かさがペニスをしっかりと包み込み、快感が増すとされています。
根元まで入ったときにさらに感じる温かさも、男性特有の快感です。
この温かさを求め、すぐ奥まで入れたくなってついガッツいてしまうという声も聞かれます。
ぬるぬると飲み込まれていく感じ
女性の膣内や膣口は、刺激によって収縮します。
そのためペニス挿入後は、男性の挿入を手助けするかのように動き、これが飲み込まれるような感覚として伝わるのです。
さらに、膣内にはヒダがあるため挿入するにつれペニスを刺激して男性は強い快感を得ます。
男性によっては、この刺激に凄く敏感で、入れただけで射精しそうになる快感が襲ってくる場合もあるでしょう。
じわっと気持ち良くなっていく
挿入時は、膣口の締め付けなどでペニスに圧迫感を覚えるものの、挿入後に形が馴染んでくるとじわじわと気持ち良さが来るという意見も多いです。
挿入の瞬間は、男女ともに力が入ってしまうことがあり、快感を得にくい場合も。
挿入後に少し動かずに時間をおくと、徐々に女性器が男性器を受け入れてじわじわと刺激を与える感じが男性にとっては強い快感になります。
挿入されると気持ちいいの？【女性の意見】
女性は、挿入時の快感が体より心に来るという声も聞かれました。
繋がっていく感覚に、安心感を覚える人も多く、それが体の快感にも繋がっているようです。
しかし中には挿入に快感を得られないという声もあり、女性にとっての挿入は気持ちいい・よくないが人によって差が出ています。
ゆっくり入ってくると気持ちいい
ゆっくりした挿入は、ペニスの感覚や温かさがじんわりと徐々に伝わってくる感覚が気持ちいいと感じる女性が多くいます。
膣口や膣内は敏感な部分のため、ゆっくり刺激を与えると快感を得やすくなるためです。
急いで挿入すると女性は痛みを感じる場合があるため、気持ちよくなるにはゆっくりした挿入で、男女一緒に入っていく快感を共有し合うのが良いでしょう。
安心感や満足感がある
女性の中には、挿入に対して快感よりも安心感や満足感があると答える人も多くいます。
一つに繋がっている感じが、体よりも心に快感を与えて「このまま動かないで繋がっていたい」という声も。
男性からするとなかなかハードな状況ですが、しっかり繋がっている時間を長くすると女性はその後のピストンで快感を得やすくなります。
押し込まれる圧迫感がある
実は、挿入自体に抵抗がある女性も少なくありません。
ナカで感じにくい人は、ペニスが入っていくる感覚に強い圧迫感や、ときには痛みを感じてしまいます。
そのため、挿入による快感は得られないという声も。
これは、挿入前によくほぐしたり濡らしたりしていない場合もあるため、強い違和感を覚えた場合はしっかり彼に伝えることが大切です。
挿入で気持ちよくなるコツ4つ！
挿入の際は、やはり2人で一緒に気持ちよくなれるのが理想です。
もし普段なかなか上手くいかないという人は、ちょっとしたコツで改善が充分期待できます。
ここでは、挿入時に気持ちよくなれるやり方とコツを紹介しますので、ぜひ2人で一緒に試してみてください。
女性は体の力を抜く
女性はとにかく、体の力を抜くことを意識しましょう。
よく「膣の締め付けがあるほうが、男性は気持ちいい」といわれますが、無理な締め付けは中を硬くするだけ。
男性が気持ちいいと感じる、膣内のふわふわ感が失われてしまいます。
また、力を入れれば入れる程挿入される女性側も、気持ち良さより圧迫感や痛みを感じやすくなるため、挿入時はリラックスすることが大切です。
男性はゆっくり挿入する
男性は、ゆっくり挿入することを意識しましょう。
無理に押し込むような挿入は、性交痛を感じる恐れもあり快感どころかセックスが中断してしまう可能性があります。
女性の膣は敏感なので、Gスポットやポルチオ性感帯を優しく探るように刺激しながら挿入してみましょう。
女性が快感を得ると自然と膣内も優しく動き、ペニスに大きな刺激をもたらしてくれます。
挿入後は「ならし時間」を作る
挿入後はすぐに動かずに「ならし時間」を作るのも、快感を得やすくするポイントです。
大体10秒くらいは動かさずに、ペニスが膣にフィットするのを待ちましょう。
このフィット感は、女性を安心させるとともにリラックス効果で膣内も柔らかくなります。
それによりペニスへの快感も増し、2人でしっかり快感を共有し合えるセックスが楽しめますよ。
その日のコンディションでプレイを調整
人の体は、常に同じではありません。
女性側が濡れにくい日もあれば、男性側も勃起の角度や硬さがその都度変わります。
そのため、その日のコンディションに合わせてプレイの調整を考えることも必要です。
いつもと同じ挿入方法で何だか上手くいかないな、と感じた場合は前戯の時間を長くしたり、体位を変えたりしてみましょう。
挿入する時におすすめの気持ちいい体位
挿入を気持ち良くするためには、体位も重要なポイントです。
ここでは、挿入時に男女ともに快感を得やすいといわれる、人気のセックス体位を紹介します。
正常位
最もメジャーな体位である正常位は、挿入にも気持ちいい体位として人気があります。
お互いの表情を見ながらゆっくり挿入を開始できるため、女性は安心感を、男性は視覚的な興奮を得られるのです。
またならし時間も取りやすく、膣の奥深くまで挿入しやすい点も気持ちよくなれる要素であるといえるでしょう。
挿入後に抱き合う密着感も、快感を増幅してくれます。
後背位
後背位（バック）も人気体位のひとつです。
挿入時に、女性のGスポットに当たりやすい体位ともいわれており、その刺激で動く膣内がペニスにも大きな快感を与えます。
またバックは、動物的な動きから男性本能を刺激して興奮度を上げる体位。
女性側も征服されている感覚や、目隠しエッチのようなちょっとしたアブノーマル感が体の感度を高めてくれます。
座位
座った状態で挿入する座位も、深い快感が得られるとして人気の体位です。
正常位よりも、さらに密着感が増して深く繋がれるのでより興奮するという声も多く聞かれます。
最初から座位の状態で挿入する場合は、女性が主導権を持ってゆっくり挿入していくのがおすすめです。
自分の気持ちいいペースで挿入でき、圧迫感や痛みを感じにくいのも特徴。
男性は、ペニスが徐々に飲み込まれていく刺激が大きな快感になるでしょう。
騎乗位
さまざまな体位の中でも、とくに女性が主体的に動ける騎乗位も挿入する時に気持ちいいと人気の体位です。
座位と同じように、女性は自分のペースでゆっくり挿入できて快感が感じやすくなっています。
男性も、女性の膣内の温かさや飲み込まれていく温かさを感じ、高い快感を得られるでしょう。
少しアクロバティック体位であり、女性は腰を動かす体力が必要ですが、挿入後も自分で気持ちいい場所にあてて動けるのが人気ポイントです。
【まとめ】挿入の感覚は男女で異なる！お互いの「気持ちいい」を確認し合うのが重要
挿入時に感じる快感は、男女で異なります。
とくに男性は快感を得る場合が多いですが、女性は痛みや圧迫感を覚えやすくなっているのが特徴。
挿入されるほうが体的な負担があることを知り、お互いに気持ちよくなれるペースを見つけるのが、気持ちいいセックスにも繋がります。
女性側も遠慮はせずに、自分の気持ちいいペースや場所を彼氏に伝え「2人で気持ちいいと思えるエッチ」を目指していきましょう。