数あるセックスプレイの中でも筆を使った「筆責め」は、簡単に始められて性感帯を刺激できるプレイとして人気です。
筆責めというプレイは知っていても、実際に体験したことがある人はそれほど多くないでしょう。
「筆責めってどうやってやるの?」「筆を使ってどこを刺激するの?」と疑問に思うかもしれません。
この記事では、筆責めのやり方やテクニック、注意点について詳しく解説していきます。
筆責めプレイを覚えて普段のセックスに変化をつけることで、マンネリ化を防いだりいつもよりもっと盛り上がるセックスになったりするかもしれませんよ。
筆責めとは
筆責めとは、筆を使って身体を刺激するプレイです。
筆の毛先で身体をなぞることで、くすぐったいような気持ちいいような快感が得られます。
SMプレイの一種ですが、激しく叩いたり絞めつけたりするのとは違い、身体への負担が少なく初心者でも手軽に始めやすいプレイです。
女性の場合は乳首やクリトリスが主に責めるポイントになりますが、それ以外の性感帯を愛撫して幅広く楽しむこともできます。
筆責めの魅力とは
筆を使ったプレイにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ただくすぐられているだけでは?と思うかもしれませんが、身体への刺激だけでなくアブノーマルなプレイだからこそ味わえる興奮も魅力のひとつです。
ここからは、筆責めの魅力について紹介していきます。
手軽に取り入れることができる
アダルトグッズは購入する恥ずかしさから、買うのにハードルが高いと感じる人も多いでしょう。
一方、筆は100円ショップなどで手に入るため、初心者でも手軽に筆責めをセックスに取り入れることができます。
また、筆の種類も豊富でメイクで使う毛先の細いものから、ペンキを塗るような刷毛(ハケ)のように幅のあるものまであります。
さらに、毛先の質の硬いものから柔らかいものまであるので、いろいろなバリエーションの刺激を楽しむこともできます。
マゾヒズム的な快感を楽しめる
マゾヒズムの気質がある人には、とくに筆責めはおすすめです。
筆責めは攻め手と受け手に分かれるため、筆で愛撫されている方は「相手に弄ばれているような気分」を存分に味わえます。
M気はあるけどSMプレイは激しそうで手を出せていないという人でも、筆責めならソフトプレイで快感を楽しめるのでおすすめです。
いけないことをしている状況に興奮する
筆責めの魅力は愛撫されている受け手の肉体的な快感だけではありません。
日用品である筆を使って性行為をしている「シチュエーションとしての見た目のエロさ」も魅力なのです。
いけないことをしている感じに興奮してしまうのは男女共通で、背徳感からセックスのムードを高めてくれるでしょう。
筆責めのやり方&テクニック
筆で自分の手をなぞるだけで背筋がゾクゾクする経験をした人は多いのではないでしょうか。
シンプルに身体をなぞるだけでも筆責めは楽しめますが、あらかじめやり方やテクニックを知っておけば実践で得られる興奮や快感は別格かもしれません。
ここからは、筆を使って性感帯を愛撫する方法を紹介していきます。
乳首の筆責めテクニック
筆責めの王道といえば、乳首責めといってもいいでしょう。
毛先の細い水彩画の筆であれば乳首をピンポイントに愛撫でき、書道用の毛先の硬いタイプであれば強めの刺激も堪能できます。
乳首に触れた時の女性の反応によって筆の種類を変えてみると効果的です。
乳首を筆で責める時は、いきなり乳首を責めるのではなく周りから責めていきましょう。
まずは、おっぱい全体を筆でなぞり、次に乳輪を撫でていき、焦らしながら乳首を責めていきます。
乳首をいきなり責めるよりも、じっくりと焦らしてから乳首を責めることでより強い快感を得られるのです。
クリトリスの筆責めテクニック
クリトリスは女性の感じやすいポイントでデリケートな部分でもあります。
そのため、筆先の硬いものを使うとクリトリスを傷つけてしまう可能性も。
毛先のやわらかい筆を用意してからクリトリスを筆責めするようにしましょう。
そして、いきなりクリトリスを責めるのではなく、身体のいろいろな所を筆責めしていくことで感度を徐々に高めていくことができます。
まずは足の付け根から責める
まずは、性器から少し離れた足の付け根を筆で優しく愛撫していきます。
直接クリトリスへ向うのではなく、太ももを刺激するなどして寄り道しながら焦らしていきます。
初めのうちは筆を強く当て過ぎず、触れるか触れないかの絶妙な力加減でなぞってゾクゾクする感じを味わってもらいましょう。
大陰唇をなぞって焦らす
次にまんこの周りにある大陰唇を責めていきます。
筆を強く当て過ぎず優しくなぞっていきましょう。
感度の良い女性であればこの時点でまんこはびちょびちょに濡れているはずです。
まんこの表面をそっとなぞる
まんこが濡れているのを確認したら、愛液をすくいあげるようにまんこの表面をなぞっていきます。
筆に愛液をなじませながらまんこの周りを上下左右に刺激していきます。
まんこを弄られることでクリトリスを責められる期待感も高まり、まんこの濡れ度も激しくなるでしょう。
蟻の戸渡りを責める
まんこと肛門の間にある「蟻の戸渡り」は男女ともに感じやすいポイント。
まんこを責めた後にいよいよクリトリスへ来ると思わせて、蟻の戸渡りを責めてまた焦らしていきます。
愛液で濡れた筆で蟻の戸渡りを上下になぞっていきましょう。
くすぐったいような気持ちいいような何とも言えない快感を与えられます。
やさしくクリトリスを責める
蟻の戸渡りを愛撫して興奮も高まったら、いよいよクリトリスを刺激していきます。
クリトリスを愛撫する際も優しくなでて刺激していきます。
筆先でツンツンとピンポイントつついたり、筆全体を使ってクリトリスを撫でたりしていきましょう。
同じリズムの刺激を与え続けるのが気持ちよくなってもらうコツです。
クリトリスを円を描くように刺激する
クリトリスが大きく勃起してきたら感じている証拠です。
腰を浮かせたり、まんこがヒクヒクと痙攣したりするようになったら、筆で円を描くように刺激していきましょう。
焦らされてきたぶん、クリトリスを集中的に責められると女性は一気に気持ちよくなってしまいます。
クリトリスを重点的に責めてもイカない場合は、無理に責め続けるのはやめるようにしましょう。
1回目よりも2回目のクリトリス責めの方がイキやすくなるので、無理せず繰り返し挑戦してみるといいでしょう。
筆責めを行う際の注意点
筆責めは簡単に始められるプレイですが、間違えた方法で進めていくと2人の関係が悪くなってしまう可能性があります。
最後に、筆責めを行う際の注意点について紹介します。
毛先を柔らかくしておく
買ったばかりの筆は、糊で固められていることもあり、筆先が硬くなっている可能性があります。
買ったばかりの筆は毛先から根元までぬるま湯で洗ってほぐしておくようにしましょう。
ほぐれてきたら水分を拭き取って乾かすと、毛先が柔らかくふんわりした仕上がりになります。
使用後はできるだけ早く洗う
筆は汚れが付いて時間が経つと落ちにくくなるため、できるだけ早く洗うようにしましょう。
洗うときに石鹸を使うと筆についている油まで落ちてしまい、筆のフワフワ感がなくなってしまうので注意が必要です。
ぬるま湯だけでも十分にキレイになるので、筆はぬるま湯で優しく洗うようにしましょう。
使用後に破棄するのもいいですが、筆は繰り返し使った方が毛先が柔らかくなり使い心地がよくなるので、洗って繰り返し使うのがおすすめです。
くすぐりに弱い場合は無理に続けない
くすぐりに弱い人の場合、筆で刺激されても性的な気持ち良さよりも、くすぐったさが勝ってしまうことがあります。
くすぐったいだけで気持ちよくないため、不快に感じることもあるかもしれません。
「気持ちいい?」と確認しながら筆責めをして、相手の反応をうかがうようにしましょう。
くすぐりが弱い人に筆で刺激しすぎると、笑い過ぎて過呼吸になることも。
顔は笑っていても苦しそうであれば、無理に続けず筆責めは中止しましょう。
いつものセックスに筆責めをプラスして楽しもう!
筆責めは、誰でも手軽にセックスに取り入れることができるソフトなSMプレイです。
いろいろな刺激を楽しめて、筆を握っている男性も刺激されている女性も興奮できる魅力的なプレイといえます。
いつものセックスにマンネリを感じてきたら、筆責めを取り入れてセックスを楽しんでみてはいかがでしょうか。