パートナーとセックスをする時に、耳への愛撫を意識していますか?
体の他の部位と比べ、意外と見逃されがちな耳への刺激。
そんな性感帯として開発できると、更なる快感と満足感を得ることができるのです。
今回はセックスのステップアップにも役立つ、耳責めのやり方や開発方法を詳しく解説します。
耳が性感帯の男女は多い!
耳掃除の時や、不意に他人から耳を触られた時、ゾクゾクする感じを覚える人も多いのではないでしょうか。
そのゾクゾク感は、性感帯として開発ができる証拠です。
耳への刺激はセックスを盛り上げる大きな要素となりますが、いまいち性感帯としての知名度が低い部位。
そのため、時間をかけてじっくり愛撫する人はあまりいません。
男女問わず、耳が性感帯で触られるのが好きな人も多いのに、プレイに取り入れないのは勿体ない!
セックスの時は、耳への刺激も意識してみましょう。
耳が性感帯の人が多い理由は?
耳への刺激に慣れていないだけで、刺激してみると実は性感帯だったという人は多いのです。
その理由には人間の体の構造が関係しています。
ここでは、耳が感じやすい理由を解説していきます。
耳は体の中でも神経が多い部分
耳には、神経やツボが多く集まっています。
そのためリラクゼーション効果を得るための、マッサージやツボ押しなどにも使われるほど、全身と繋がっているのです。
耳責めを得意とする人は「耳は第二の性器」とさえいいます。
耳は上手く刺激することによって、体中の興奮を呼び起こし感度を上げ、開発されると「脳イキ」という新しい絶頂を体験することも可能です。
くすぐったさを感じやすい
さきほども紹介したように、耳は神経が多くて敏感な場所です。
そのため少しの刺激でも、くすぐったさを感じやすくなっています。
くすぐったさは快感と紙一重のため、セックスの時に刺激されると性的興奮が増していくのです。
また、耳からの情報は脳にも伝達されるので、心地良い感覚は快感に変わり、体全体の感度を上げていきます。
普段と違う吐息や声に興奮する
セックスの時はパートナーからいつもと違った声色や、吐息が漏れてくることがあります。
プレイとして「言葉責め」があるように、セックス中に耳元で囁かれる声や吐息は快感として、体の興奮を高めるのです。
触覚と聴覚を直で受け取るので、体の中でもとくに敏感な部位のひとつだといわれています。
気持ちいい耳責めのやり方は?
耳は性感帯のひとつといえども、何となく触るだけでは快感を得られません。
ここでは、耳だからこそ気持ちよくなる触り方を紹介します。
優しく息を吹きかける
まずは優しい刺激から始めることが大切です。
そこで効果的なのが、そっと息を吹きかける方法。
耳の近くで「フッ」と短く、あるいは「フーッ」と優しく息を吹きかけましょう。
この少しの刺激で全身がゾクッとし、興奮のスイッチを入れることができるのです。
あまり強く吹きかけると不快感が強くなってしまうため、優しくを心がけるようにしてください。
甘噛みをする
甘噛みも耳を刺激するのに有効なテクニックです。
息を優しく吹きかけながら、甘噛みも取り入れて刺激の強度を上げていきましょう。
甘噛みであれば、唾液がベタベタとつく心配がないため、舐められるのが苦手な人にも使える愛撫方法です。
甘噛みは吐息よりも多くの刺激を与えるため、よりくすぐったさが増して快感を得やすくなります。
囁きやリップ音を立てる
囁きやリップ音も、セックス中には大きな刺激になります。
基本的なやり方としては、耳元で「チュッ」とリップ音を立てる方法です。
リップ音は、体への愛撫やキスを連想させ、快感のスイッチが入りやすくなります。
あわせてなにか言葉を囁くのも効果的です。
「好き」など愛の言葉もおすすめですが、興奮度を高めるならエッチな言葉を囁いてみましょう。
「気持ちいい?」「もっとして欲しい?」など普段は使わないセクシーな言葉を発することで、相手はもちろん自分の気持ちも高まっていきます。
耳フェラ
耳への愛撫で一番刺激的になるのが、耳を舐める「耳フェラ」です。
パートナーが耳を舐められることに抵抗がないのであれば、ぜひ取り入れてください。
耳たぶ・耳のふち・軟骨・耳の裏と舌先は尖らせるようにして、ピンポイントにゆっくり舐めると感覚が鋭くなり、より強い快感を得られます。
もし耳を舐められることに抵抗があるのなら、指や爪の先で同じように愛撫するのもオススメです。
耳で感じてイクように開発するコツは?
耳だけでイクということにあまりピンとこない人も多いかと思います。
これは「脳イキ」とも呼ばれ、頭の中の妄想で軽い催眠状態に陥り、性器を触らずに絶頂に達するという状態です。
催眠と聞くと怖い気もしますが、男性でいう夢精と同じことです。
女性も妄想がピークに達すれば脳イキが可能になるので、ここでは耳の開発方法を解説していきましょう。
耳の性感帯「耳珠・耳輪」を責める
耳には「耳のクリトリス」「耳の亀頭」と呼ばれる性感ポイントがあります。
それが、耳穴入り口で頬に近いほうにある突起の「耳珠」と耳の縁の上側にある「耳輪」です。
この部分は責めるほどに性感帯へと変化していくため、耳を開発したい人は積極的に刺激しましょう。
最初から耳だけでイクのは難しいため、挿入中やイク瞬間などに合わせて刺激すると、体がより性感帯として記憶していきます。
左耳を敏感にする
人間の脳は右脳で五感を司っています。
つまり、興奮や快感を感じさせるには右脳に刺激を届けるのが有効です。
右脳への刺激は、左耳からの情報により到達するので、耳を性感帯として認識させるには左耳を責めると良いでしょう。
左耳を通しての快感が強まれば、脳イキもしやすくなります。
また、耳の性感を高める音声や映像作品も販売されているので、それらを使って耳責めの想像力を高めるのもおすすめです。
目隠しをして聴覚の感度を上げる
人間は目から情報を多く取り入れているため、目隠しをすると全身の神経が緊張してとても敏感になります。
耳への刺激も同じように、視覚をふさがれることにより音や触覚による刺激をよりダイレクトに感じるようになるのです。
特にM気質のある人は、目隠しをされている状況や言葉責めによって、心理的にも脳イキしやすい状態になります。
耳への刺激に集中する方法として、ぜひ目隠しも取り入れてみてください。
耳を愛撫する際の注意点はある?
耳への愛撫は気持ちよく、開発すれば新しい快感を得られますが、注意点もあります。
相手を不快にさせたり、ケガをさせたりする恐れもありますので、リスクについてもしっかり把握しておきましょう。
耳穴に唾液が入らないように
耳フェラは有効な愛撫ですが、耳の穴に唾液が入るほど舐めるのはやめましょう。
耳の粘膜は細菌に弱く、もし傷があった場合は唾液で炎症や中耳炎を起こす可能性があります。
唾液自体は綺麗なものではないため、ベタベタにされると不快感を抱く人も。
相手の様子を見ながら、舐める時はやりすぎないように注意が必要です。
しつこく責め過ぎない
耳が性感帯だということに囚われすぎて、しつこく責めるのはNGです。
気持ちいい刺激だとしても、同じ事ばかりされると快感は薄くなっていくもの。
すると、されているほうも「もういいよ!」と逆に不快な気持ちになってしまいます。
相手の耳が完全に開発されていたり、耳責めを強く望んでいたりするなら問題ありません。
そうでないなら単調にならないよう「耳も含めて」全身を愛撫していきましょう。
耳の愛撫が苦手な人もいる
ゾクゾクとした刺激は快感に繋がることが多いですが、人によってはその刺激が生理的に無理な場合があります。
また、触られるのはOKでも舐められると嫌悪感を抱くといったケースも。
苦手な愛撫をされては、不快感でセックスに集中できなくなります。
耳のみならず、愛撫する時は相手の反応を見極めることが大切です。
触ったり舐めたりして大丈夫かを優しく確認しながら進めれば、雰囲気を壊さずに気持ちいいセックスができますよ。
【番外編】耳以外で人気の性感帯は?
性感帯は人それぞれで、カップルでも相手の性感帯を知らないケースも少なくありません。
耳以外で性感帯として人気がある部位は、以下のような場所です。
- 性器
- 胸(乳首)
- 首・うなじ
- 唇
これはほぼ男女共通で、どれも神経が多く集まっている場所です。
恥ずかしがらずに、自分の性感帯をパートナーにしっかり伝えていきましょう。
他の性感帯とあわせて耳責めをおこなうと、さらに新しい快感を得られる確率が上がりますよ。
【まとめ】耳は性感帯のひとつ!耳の愛撫で脳イキを体験しよう
耳は人間の体の中でも、性感帯として見過ごせない部位です。
今まであまり気にしていなかった人は、ぜひセックス中に耳への刺激も意識してみましょう。
マンネリの悩み解消や、新たなプレイを見つけるのにも役立ちますよ。
そして、耳の性感帯を開発できれば脳イキといった絶頂も体験できます。
セックスライフの幅を広げるため、ぜひ耳責めを楽しんでください。