性行為や自慰行為でアナルを刺激するのは割りと一般的で、アダルト動画などにもよく登場します。
しかし、実際にアナルで快感を得ようと思っても「どうしたらいいか分からない」という人もいるでしょう。
アナルは上手に開発すると、強い刺激と快感を楽しめる部位です。
この記事で、アナルイキの感覚や具体的なやり方を紹介するので、試すときの参考にしてください。
アナルイキの感覚とは
アナルオナニーをしたことがない人にとって、アナルイキはまさに未知の感覚でしょう。
普段排泄にしか使わない器官でどんな快感を得られるのか、イくとどのくらい気持ちいいのかなど、気になる点はたくさんありますよね。
ここではまず、アナルイキの感覚について見ていきましょう。
ゾクゾクと背筋を這うような快感
アナルイキの快感は、激しい爆発的なものではなく身体に染み込むようなじんわりとした快感です。
背筋がゾクゾクする気持ちよさを感じる人もいるようです。
どちらかというと、男性の射精より女性のオーガズムに似たイき方なのでしょう。
開発次第で快感が強まる
アナルは性器ではないため、最初はあまり快感を得られないかもしれません。
しかし、アナルオナニーで根気良く開発していくとアナルの中で快感を得られるようになります。
ポイントは触れる位置や刺激の強さです。
気持ちいいと感じる性感帯がどこにあるかをしっかり把握して、そこに触れることがアナルイキのこつなのです。
男性も前立腺で中イキ体験できる
男性は、女性とは違ってアナルの内部にも性感帯があります。
それは前立腺と呼ばれる場所で、ここを上手く開発すると女性の中イキと同じような快感を得ることもできます。
男性は女性のオーガズムを体験できないといわれていますが、アナルイキを習得すれば女性がどのくらい気持ちいいのか身をもって体感できるのです。
経験者が語る「初めてのアナルイキ」体験談
アナルイキの感覚を知るには、実際に体験したことがある人の意見を聞くのが一番です。
男性、女性それぞれの体験談を参考にしてアナルイキについての感想をまとめたので、チェックしていきましょう。
【女性】中イキに近い気持ち良さ
アナルイキは外イキとは違って、爆発的な快感はありませんでした。
どちらかというと中イキしたときみたいな、じんわりとした快感を得られます。
イッた後は身体中に気持ちよさが染み渡っていくような感覚になってリラックスできました。
【女性】Gスポットやポルチオにも伝わる
アナルに指やおもちゃを挿入して、お腹側を刺激すると腟内に圧が掛かるので気持ちいいです。
Gスポットやポルチオの裏側に触ると快感が強く、刺激していたらアナルだけでイけました。
膣内にもおもちゃを入れた状態で挟むようにして刺激するとさらに気持ちいいのではないかと思い、次回チャレンジするつもりです。
【男性】射精してないのにイってしまった
今まで、射精しないでイくなんて経験はなかったので驚きました。
アナル内で前立腺を刺激していたら、腹の奥からこみ上げるような快感を覚えて気付いたらイっていた感じです。
射精のときみたいな激しい快感はないけど、長く気持ちよさが続く感じですね。
女性のオーガズムはこんな感じなのかなと思いました。
【男性】喘ぎ声が我慢できない
内蔵を直接刺激されて圧を感じるせいか、普段より喘ぎ声が激しくなりました。
押し出されるような声が出て、女性の喘ぎ声に近くて恥ずかしくなります。
すこしMっ気があるので、その恥ずかしさでさらに刺激されて気付いたらアナルイキしてました。
気持ちいいアナルイキのやり方
アナルイキするには、正しい準備と手順で肛門を開発する必要があります。
事前準備をしっかり行わないと楽しくプレイできないので、以下の項目をよくチェックして必要なものを用意しましょう。
また、アナル開発は少しずつ慣らしていくことが大切です。
具体的な手順も紹介するので、アナルオナニーにチャレンジするときの参考にしてください。
アナルプレイの事前準備
- 浣腸で中をきれいにしておく
- ローションをたっぷり用意しておく
アナルオナニーをする前には、アナル周辺だけでなく内部の洗浄も必要です。
浣腸を用意して排泄物を流しだし、清潔な状態にしておきましょう。
また、肛門は性器ではないので快感によって分泌液を出すことはありません。
内部を保護して、スムーズに器具や指を挿入するためにローションをたっぷり用意しておいてくださいね。
粘膜に直接触れるので、低刺激で品質が保証されている製品を選びましょう。
気持ちいい場所を覚える
アナルオナニーでイくには、アナル内のどこに触れば快感が得られるかを知ることが大切です。
男性、女性で気持ちいいと感じる部位が異なるため事前に場所を確認して、刺激しやすい状態にしてください。
男性がアナルで感じる場所
- 前立腺
- S字結腸
男性がアナルで感じる場所は2つあります。
まず1つ目の「前立腺」は男性だけに存在する生殖器の一部で、男のGスポットと呼ばれるほどの性感帯です。
アナルに第2関節くらいまで中指を入れて、腹側に軽く曲げてみましょう。
すこし硬いしこりのようなものがあったら、優しく押してみてください。
お腹が苦しい感覚があったら、そこが前立腺です。
もう一箇所はさらに奥にあるS字結腸です。
S字結腸はアナルから20cmくらい奥にあり、直腸と大腸の境目部分を指します。
これを開発すると非常に強い快感が得られるため「アナル子宮」と呼ばれることもあります。
女性がアナルで感じる場所
- 裏Gスポット
- ポルチオの後ろ
女性の肛門内には性感帯はありませんが、Gスポットやポルチオを間接的に刺激することで快感を高められます。
Gスポットの裏側は、アナルに入れた指をお腹側に曲げて腸壁をなぞっていくと見つかります。
少しへこんだ部分があるので、軽く押したり撫でたりしてみましょう。
ポルチオを探すときは、まず膣内に挿入したときポルチオを刺激できる位置を覚えておきましょう。
その丁度裏側がアナル側に当たるため、最初はおもちゃなどを使ってちょうどいい位置を探してください。
気持ちいいアナルイキする4ステップ
- 他の性感帯とアナルを一緒に責める
- 指一本から慣らしていく
- 少しずつ本数を増やして中を責める
- グッズや指で気持ちいい場所を刺激する
開発していない肛門を突然責めても、気持ちいいアナルイキはできません。
アナルで快感を得るには、まず別の性感帯と一緒に肛門の入り口を刺激して「アナルに触れると気持ちいい」という感覚を脳に植え付けましょう。
慣れてきたら、まず指1本から挿入し、少しずつほぐしながら指を増やしていきます。
指やアナルオナニー用のグッズが無理なく挿入できるようになったら、上記で解説した男女それぞれの気持ちいい部位を参考に刺激を強めてください。
アナルイキはすぐにできるものではないので、根気よく開発しましょうね。
アナルイキをする上での注意点
強い快感を得られるアナルイキですが、開発するためのアナルオナニーには注意点もあります。
身体に悪影響を及ぼす恐れもあるため、以下の内容をよくチェックして安全なプレイを心がけましょう。
アナルが広がってしまう
アナルイキのためにアナルオナニーを続けていると、肛門が緩む恐れがあります。
本来、肛門は排便やガスを排泄するための器官で「挿入」という行為は想定されていません。
肛門を締めるという動きは、意識的に行う場合と無意識に行われる場合があります。
このうち、無意識に肛門を締めるときに使われる内肛門括約筋は一度機能が低下すると元に戻らないのです。
アナルオナニーをやりすぎて内肛門括約筋を損傷すると、便やガスを留めておく力が失われてしまいます。
最悪の場合、日常的な排便のコントロールもできなくなる可能性もあるのです。
過度なアナルオナニーはけっして行わず、肛門の様子をよくチェックしながら楽しんでくださいね。
普通のセックスでイきにくくなる
アナルオナニーは、性器や性感帯への刺激とは異なる独特な快感が得られるプレイです。
開発されたアナルは強い快感を生み出すため、やみつきになる人もいるでしょう。
しかし、あまりにも強い快感を味わい続けていると、普通のセックスで射精やオーガズムに至れなくなる可能性があります。
アナルを刺激しながらする性行為を受けて入れてくれるパートナーがいればいいのですが、引かれることもあるでしょう。
アナルオナニーをするときは、普通のセックスやオナニーでもイけることを確認してペースを調節してください。
性感染症のリスクがある
本来、性感染症は他者とのセックスによって引き起こされますがマスターベーションでも感染するリスクはあります。
挿入した器具や指などに雑菌やウイルスが付着していたら、たとえオナニーだとしても性感染症になる可能性があるのです。
アナルオナニーをするときは身体を良く洗って、清潔な環境で行いましょう。
また、肛門内部に傷がつくと炎症を起こしたり、別の病気や痔が発症したりする恐れもあるので無理なプレイは避けてくださいね。
【まとめ】アナルイキは慣れが必要!じっくり開発して未知の快感を楽しもう
アナルでイくには、やみくもに刺激するのではなくまずはじっくり感覚を慣らして開発していかなければなりません。
焦ってプレイすると中を傷つけてしまったり、違和感だけで気持ちよさを感じなかったりするまま終わってしまうでしょう。
アナルオナニーにチャレンジするときには、時間を掛けてゆっくり楽しむ心のゆとりを持ってくださいね。