みなさんはセックス体位の「ロールスロイス」をご存知ですか?
バック体位とも背面座位とも違うこの体位は、男性の気持ちよさだけでなく女性にも強い快感を与えられる体位なのです。
この記事では、ロールスロイスがおすすめな理由ややり方、気持ちよくするポイントなどを紹介します。
ロールスロイスはセックスにおすすめの体位?
ロールスロイスは有名なAV男優が発案したことで広まった体位です。
ここでは、ロールスロイスのどんなところがおすすめなのか、気持ちがいい理由をピックアップしました。
正常位やバックなどに飽きてきたなというときには、ぜひ新しい体位に挑戦してみましょう。
膣圧が高くなるおすすめの体位
ロールスロイスは女性側が足を閉じた姿勢を取るため、膣圧が高くなります。
そのため、挿入したときの締めつけ感を普段以上に楽しめるおすすめの体位です。
腟内の感触だとなかなかイけないという遅漏気味の男性でも、ロールスロイスなら程よい圧迫感で刺激されるのでより刺激的なセックスを楽しめますよ。
ソフトな拘束感が刺激的
女性を背中側からホールドする姿勢のロールスロイスは、相手の自由を奪って身動きを取れなくできます。
そのため「本気で縛ったり動けなくしたりするSMプレイは気が引けるけれど、少しだけSっぽいプレイをしてみたい」という男性にぴったり。
さりげなくソフトな拘束ができるため、自分のS心を満たすだけでなくパートナーの反応をチェックすることもできます。
もしロールスロイス中に相手がまんざらでも無かったら、もう少し刺激的なSMプレイも試せるかもしれませんね。
普段と違う姿勢でマンネリ解消にも
セックスは愛を確かめ合う大切な行為ですが、毎回同じ体位や同じ流れを続けているとどうしても飽きてマンネリ化してしまいます。
同じことをしてもつまらない、とどちらかが感じてしまうとセックスに乗り気になれずそのままレスになってしまう可能性も。
ロールスロイスはバックとも座位とも違う、若干アブノーマルな雰囲気を楽しめる体位です。
だからこそ、マンネリ化した性行為に刺激のエッセンスを加え、また新鮮な気持ちでプレイを楽しめるようになるでしょう。
ロールスロイスは女性も気持ちよくなれる体位?
ロールスロイスは男性だけでなく、女性も気持ちよくなれる体位です。
理由はいくつかありますが、やはり一番は挿入の深さでしょう。
その他の体位よりも深くペニスを受け入れられるため、腟内の性感帯を開発されている女性にとってはとても気持ちよい体位なのです。
女性の快感が高くなる理由を紹介するので、パートナーに新しいプレイを提案するときの参考にしてください。
深い挿入感を楽しめる
ロールスロイスは他の体位に比べてより深くペニスが挿入しやすい体位です。
そのため、女性側は奥まで挿れられている快感を得やすいのです。
また、あまり激しくピストンをしない体位でもあるのでじっくりと腟内を刺激される感覚も楽しめます。
このように通常の動きとは異なる快感があるため、ロールスロイスは女性からの人気も高いのです。
Gスポットやポルチオに当たりやすい
ロールスロイスの挿入時の姿勢は、Gスポットにペニスが当たりやすいという特徴があります。
女性が身体を起こした状態で挿入するため、膣の入り口付近にあるGスポットがちょうどペニスの当たる位置になるのです。
また、深く挿入できることによって子宮入り口付近のポルチオまでペニスが届きやすいという特徴もあります。
その結果、女性はGスポットとポルチオという膣内の性感帯を同時に刺激され強い快感を得ることが可能なのです。
M気質の女性には特におすすめ
ロールスロイスをしている最中は、基本的に女性の動きは男性に支配されています。
挿入の快感から逃げたり自分で動いたりすることはほとんどできないので、Mっ気のある女性はいつも以上に興奮できるでしょう。
動けないといっても、与えられるのは快感だけなので痛いことは嫌いという女性でもソフトMプレイが楽しめます。
普段、腕を掴まれたりホールドされたりすると感じやすい女子ならロールスロイス適正は十分です。
ロールスロイスのやり方と中イキさせるコツは?
ロールスロイスは少し複雑な手順で行います。
複雑といっても基本的な流れを理解していれば、プレイの最中でも自然に女性を誘導できるのでまずは流れを掴んでおきましょう。
ここでは、基本的なやり方と女性を中イキさせるコツを紹介します。
ロールスロイスの基本的な流れ
- 女性がバック(後背位)の姿勢になる
- 挿入したら女性が体を起こす
- 密着して女性の膝を閉じる
- 女性がさらに身体を起こす
ロールスロイスの基本はバック(後背位)です。
まず女性に四つん這いになってもらい、そのままゆっくりと挿入してください。
奥まで挿れたら、女性の身体をゆっくりと起こすようにエスコートし座位の姿勢に促します。
このとき、男性は少し腰を落とした膝立ちになりましょう。
背面座位の姿勢になったら、女性の両脚を太ももで挟み込むように閉じてください。
身体を密着させ脚を閉じさせることで膣圧を高め感度を強められます。
最後に、女性がさらに身体を起こし膝立ちの姿勢になったらロールスロイスの完成です。
女性の姿勢が少し不安定なので、男性は女性の身体をしっかりと支えてあげましょう。
挿入後はしばらくじっとしている
膣というのは、挿入されたペニスの形に馴染んでいくものです。
ロールスロイスは普段と違う姿勢で挿入をおこなうため、挿れたあとは10秒ほどピストンせずにじっとしていましょう。
そうすることで膣がペニスに馴染んで痛みや違和感が出にくくなります。
いきなり激しく動かすと女性が苦しい思いをするので、必ず馴染ませる時間を取ってくださいね。
ピストンは小刻みに跳ね返すイメージで
ロールスロイスで快感を高めるピストンのコツは、激しく突き上げないことです。
女性の身体が重力で降りてくるのを軽く跳ね返すイメージで動いてください。
激しく動くと痛みを伴う可能性もあるので、膣全体を上下するのではなく奥を突くようなイメージで行うとお互いに気持ちよくプレイできますよ。
両肩を掴んで拘束する
膝立ちになった女性の身体を支えるときは、腕ではなく両肩を持ってみましょう。
すると、女性は自然と胸を張り背中を反らせる姿勢になります。
この姿勢になると男性のペニスがより深く挿入され安定するだけでなく、ポルチオへの刺激も強まるためより高い快感を与えられますよ。
ロールスロイスの体位での注意点は?
ロールスロイスを行うときには、男女ともに身体への負担に注意してください。
特有の姿勢を取るため、腰を痛めやすいといった注意点があるのです。
楽しく気持ちよいセックスライフを送るために押さえておきたいポイントを紹介するので、よくチェックしておきましょう。
女性が痛みを感じることがある
ロールスロイスは無理やり行うと女性の体位に負担を与える体位です。
例えばポルチオ未開発の女性は、激しいピストン運動で痛みを感じることがあります。
その他にも、長時間腰を反らした姿勢でいると腰痛などを引き起こす恐れもあるのです。
ロールスロイスをするときは女性の反応を見て、痛みを訴えたらすぐに中断するなどの配慮を忘れずに。
早漏の男性は早くイきやすい
膣圧の高さや普段と違うアングルは、男性の興奮度を高め射精までの勢いも増加させます。
もともと早漏気味の人は、ロールスロイスによる新たな興奮材料によって早くイきすぎてしまうかも。
女性を満足させる前に射精することが心配なら、一回戦目は普通の体位で楽しんで一度心を落ち着かせてからロールスロイスにチャレンジしましょう。
体力が消耗しやすい
ロールスロイスは、女性の体を支えながらプレイするため普段より多く体力を使います。
セックス中に体力が限界を迎えると、射精に至るまで続けることができなかったり、賢者タイムが長くなって女性を不安にさせてしまったりするかもしれません。
体力消耗が激しいのは、膝立ちで胸を張り拘束されている女性も一緒です。
二人で力尽きてセックスを満足に楽しめなかった、などということが無いように途中で別の体位に移行したりスローセックスの時間を設けたりするなどの工夫をしてくださいね。
腰への負担が大きい
ロールスロイスは特に女性側の腰に負担をかける体位です。
腰を反らした状態で下から男性のピストンを受けるため、もともと腰痛があるパートナーなどは症状が悪化する恐れがあります。
また、男性側も膝立ちで女性の身体を受け止めながらピストンを行うため普通の体位よりも腰へ負荷がかかりがち。
どちらかが少しでも身体に違和感を感じたら、無理して続けずにゆったりとしたプレイに切り替えましょう。
【まとめ】ロールスロイスは男女共におすすめ!深い快感を楽しもう
ロールスロイスは人気AV男優が発案して話題を集めている、男女ともに快感度が高い体位です。
膣圧の高さや深い挿入感を楽しめるのですが、独特な姿勢を取ることで身体に負担がかかることもあります。
特に女性の姿勢は腰や膣内への負荷が高いためパートナーの様子を見ながら、お互いに無理のない範囲で楽しみましょう。