女性の膣内にあるポルチオは、開発するととても強い快感を得られる性感帯です。
しかし、具体的な位置を理解していないと「どこを触ればいいのかわからない」と悩んでしまうでしょう。
この記事では、ポルチオの場所を解説するとともに、指や男性器で刺激して中イキを促す開発方法、開発の注意点などを解説します。
ポルチオの場所ってどこ?
強い快感が得られるというポルチオは女性の膣内にある性感帯です。
しかし、「膣の奥にある」というイメージだけで具体的にどこにあるのか分からないという女性も多いでしょう。
ここではまず、ポルチオの位置や触感を確認して具体的な場所を把握しましょう。
ポルチオ=子宮腟部(しきゅうちつぶ)
ポルチオとは、膣の奥にある子宮口周辺にある女性の性感帯です。
膣と子宮の境目は「子宮頚部」といいますが、その内の膣側に飛び出ている部分がポルチオで「子宮膣部」と呼ばれています。
Gスポットになぞらえて「Pスポット」と呼ばれることもありますが、一般的にメジャーなのは「ポルチオ」「ポルチオ性感帯」という呼び方でしょう。
どのくらい奥にあるかは個人差がある
ポルチオの位置は膣の長さによって個人差があります。
平均的な膣の長さは8〜10cmで、体内の状態によって形状も異なります。
もっとも特徴的なのは出産経験の有無です。
あかちゃんを生んだことがある女性の子宮はやや右側に傾くため、子宮口は左寄りになるといわれています。
また、閉経後はポルチオも小さくなる傾向にあります。
さらに、子宮が前屈か後屈かによってもポルチオの位置は異なります。
ひとそれぞれ触りやすさが違うので、開発時にはじっくりと位置を確かめながら行いましょう。
ピンポン玉のような丸い形状
ポルチオの位置を確実に確かめたいなら、一度自分で触れてみましょう。
中指を子宮の奥まで挿入し、ピンポン玉のようなつるりとした感触の部位を探してください。
ぷるりとした触感やこりっとした触感もポルチオの特徴です。
ポルチオが奥にある人は指が届かないこともありますが、その場合はオナニーをしながら探しましょう。
快感を得ると子宮が下に下がってくるのでポルチオに触れやすくなりますよ。
ポルチオで中イキできる?ポルチオ開発のやり方
ポルチオを開発すると、膣内でオーガズムを得る「奥イキ」ができるようになります。
外イキとは異なる深い快感を得るために、ポルチオへの刺激に慣れて快感を得られるようになりましょう。
ポルチオ開発のやり方を解説するので、今後のプレイに活用してください。
指やおもちゃで刺激する方法
指やおもちゃでポルチオを刺激するには、まずリラックスして膣全体をしっかり濡らすことが大切です。
膣の浅い部分だけ濡れていると、奥側やポルチオに触れた際に痛みを感じてしまいます。
クリトリスや自身の性感帯を刺激し、性的興奮を十分に高めて膣全体に潤いをもたせましょう。
準備ができたら、中指やおもちゃを膣内に挿入しポルチオに触れてください。
先端だけを動かすのではなく、全体を小刻みに揺らす感覚でポルチオを刺激します。
ポルチオに触れても痛みを感じなかったら、軽く押したり小刻みにタップしたり、触り方に変化をつけて、どんな風に触れたら気持ちがいいかを探りましょう。
指もおもちゃもポルチオ開発に使えますが、ポルチオ開発初心者の女性は細かな調整ができる指で慣らしてからおもちゃを使う方法がおすすめです。
パートナーとのセックスで刺激する方法
パートナーとポルチオ開発をする際も、膣内はしっかり潤してください。
愛液が不足していると感じたらローションを使用するのもおすすめです。
ペニスがポルチオに触れたら、まずは激しく動かずに先端でポルチオを押し込みましょう。
ポイントは激しいピストンではなく、揺さぶるようなゆったりとした刺激です。
慣れてきたら指やおもちゃと同様に、小刻みにタップしたり上下左右に揺らしたりと、刺激にバリエーションをつけてください。
ポルチオが開発されていないと強い痛みを感じるので、お互いにしっかりコミュニケーションを取って開発を進めましょう。
どのくらいの強さが気持ちいいか、ポルチオにしっかり触れているかなどを女性側が伝えることで男性も動きやすくなりますよ。
当てやすいバックや騎乗位がおすすめ
正常位で上手くポルチオに触れないときは、より深く挿入できるバックで行いましょう。
また、自分でポルチオへの刺激を調節したい際には騎乗位もおすすめです。
パートナーとポルチオ開発を行うときに一番大切なのは意思疎通です。
常にお互いを思いやる気持ちを持てば、身体への負担を減らしながら開発を進められるでしょう。
セックス中にポルチオを刺激するときの注意点
セックスでポルチオ刺激を行うには、女性を傷つけないための注意点がいくつかあります。
愛し合う二人で行うからこそ痛みでトラウマを作らないように、以下のポイントを意識して開発に臨んでくださいね。
男性が体重をかけすぎない
セックス中にポルチオを刺激する場合は、男性側が体重をかけすぎないように注意しましょう。
身体を使ってペニスを押し込むと、過度な刺激によって女性が痛みや圧迫感を覚えることがあります。
ポルチオは開発に時間がかかる部位なので、無理やりペニスを押し付けるのではなくじっくりと開発を進めてください。
慣れてないと痛みを感じることがある
ポルチオはとてもデリケートな部位なので、未開発の状態で触れると強い痛みを感じる場合があります。
女性側は少しでも痛い、辛いと感じたら素直に男性に伝えて開発を中断しましょう。
男性も女性の様子をしっかりチェックして、我慢させていないか見極めてください。
痛みの原因は潤い不足や緊張、ポルチオ自体の開発不足などさまざまです。
なぜ痛かったのかをお互いに考えながら、女性の身体への負担を意識して開発してくださいね。
ポルチオでなかなかイケないときに試したいこと
ポルチオは快感が強い性感帯ですが、慣れていないと気持ちよくなかったりイケ無かったりする場合もあります。
その際には、プレイの環境や使うアイテムに工夫してみましょう。
イケないときに試したい方法を解説するので参考にしてポルチオイキを成功させてください。
緊張をほぐしてリラックスする
女性のオーガズムには肉体的な刺激だけでなく、精神的な面も大きく影響します。
たとえポルチオが上手く開発できていたとしても、精神的にストレスを感じていたり不安だったりすると、快感を受け入れられず、イケない状態になってしまうのです。
そのため、ポルチオを開発する際にはゆったりとリラックスできる環境を作っておきましょう。
とくにパートナーと開発をする際には相手を信頼し、身を委ねる気持ちを持つことが大切です。
男性側も女性の緊張がほぐれるように声掛けや愛撫を十分に行ってくださいね。
愛撫で性的興奮を高めてもらう
パートナーとポルチオ開発を行う前には十分な愛撫で性的興奮を高めましょう。
女性の身体は快感を強く感じると子宮が下がってくる仕組みなので、愛撫をしっかり行えばよりポルチオに触れやすくなります。
また、愛撫によって膣内の奥まで潤っていると痛みや違和感を覚えにくくなるでしょう。
女性が感じる部位は人によってさまざまなので、いろいろな愛撫を取り入れて性的興奮を促してくださいね。
膣の奥までしっかり濡らす
ポルチオ開発で違和感や痛みを減らすために、膣内は奥までしっかりと濡らしましょう。
女性によっては愛液の分泌が少なく、すぐに乾いてしまうという人もいます。
その際にはラブグッズのローションやゼリーなどを中に塗ったり、ゼリー付きコンドームを使用したりしてください。
ホットゼリーを使うと冷たさを感じず、自然に濡れた状態を維持できるので是非活用してください。
おもちゃを使って刺激する
どうしてもペニスの挿入や指での刺激でイケないという場合は、おもちゃを使ってポルチオ開発を行いましょう。
おもちゃにはいろいろな種類がありますが、ポルチオ開発におすすめなのは柔らかな素材のバイブやディルドです。
硬い質感のものを使うと痛みの原因になるので、できるだけぷにぷにとした触感のタイプを選んでください。
また、バイブやディルドの長さは10cm程度を目安にしましょう。
膣の平均的な長さは8cm〜10cmなので、そのくらいのアイテムを選ぶと無理なくポルチオに触れられますよ。
【まとめ】連続イキも叶うポルチオ開発でオーガズムの快感を広げよう
ポルチオを開発すると中イキだけでなく、何度もオーガズムを体感する連続イキもできるようになります。
外イキやクリトリスでの絶頂とは異なる快感を楽しめるので、まずはじっくりとポルチオを開発し気持ちよさを探求しましょう。
ポルチオイキを習得すれば、お腹を触るだけでイケる体外式ポルチオなどにも挑戦しやすくなります。
いろいろなオーガズムで、オナニーやセックスをこれまで以上に充実させてくださいね。