男性のオナニーに関して、様々な噂があります。
たとえば、オナニーのし過ぎで薄毛やEDになるというのは、代表的な噂です。
実際にオナニーをやりすぎると、何か影響があるのか不安になる男性もいるかと思います。
そこで今回は、男性のオナニーにまつわる噂や影響について解説していきます。
オナニーのメリットについても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください!
オナニーのやりすぎってどこから?頻度を解説!
自分のオナニーの頻度がやりすぎなのかどうか、気になりますよね。
オナニーのやりすぎになる頻度はどれくらいなのでしょうか。
見ていきましょう!
やり過ぎになる回数は明らかになっていない
オナニーのやりすぎとなる回数は、明らかになっていません。
調査によると、50%の男性が2日に1回以上のオナニーをしていて、次に多いのが週に3回以上という結果になっています。
しかし、中には1日に数回オナニーをするという男性もいて、実際に私のお客様の中にも結構いましたよ!
その中でも1日に2〜3回という人がほとんどでしたが、多い日で5〜7回するという人もいたのでビックリです。
しかし、オナニーを優先して生活に支障をきたすほどになっている場合は、要注意。
自慰行為依存症の可能性があります。
依存状態が続くと以下のようなデメリットがあるので、改善が必要です。
- 早漏・遅漏(膣内射精障害)になる可能性がある。
- 生活習慣病や肥満・うつ病などの影響が出る可能性がある。
オナニーをするために睡眠時間を削ったり、会社に遅刻したり、本来すべきでないときでもしてしまうなど、生活に支障が出るほどの場合は依存症を疑いましょう。
参考元:男性不妊バイブル「自慰のやり過ぎは健康に害はございますか?」
回数は重要じゃない
オナニーをやりすぎることは、決して悪いことではありません。
重要なことは、射精回数ではなく「やり方」です。
間違ったやり方を続けていると、セックスのときにイケなくなってしまう可能性が高いので、注意が必要です。
良くないオナニーの仕方については「オナニーはやりすぎの影響よりもやり方が重要」で詳しく説明しています。
オナニーのやりすぎで勘違いされていた影響
オナニーのやりすぎで出る影響の中でも、以下のような噂を良く耳にします。
- オナニーのやりすぎで薄毛・禿げる
- オナニーのやりすぎでEDになる
この2つの噂は、本当なのでしょうか。
回答しているので、見ていきましょう!
オナニーのしすぎは薄毛・禿げる原因という噂
オナニーのしすぎは薄毛や禿げる原因という噂ですが、可能性は低いです。
オナニーが薄毛の直接的な原因になることは、無いと言われています。
そもそもなぜ、オナニーのしすぎで禿げるといった噂がまわったのでしょうか。
その理由は以下のとおりです。
- 「オナニーすると男性ホルモンが増える」
- 「射精で亜鉛が消費される」
思わず納得してしまいそうな理由ですが、これらが原因で薄毛になるということは考えにくいと言われています。
薄毛の原因には様々ありますが、以下のパターンが当てはまる場合は「AGA(男性型脱毛症)」の可能性が考えられます。
- M字禿げ
- O字禿げ(つむじ禿げ)
これに当てはまる人は、AGA治療をすることで改善できる可能性があるので、一度クリニックに相談してみるのもいいでしょう!
オナニーのしすぎでEDになるという噂
次に、オナニーのしすぎでEDになるという噂ですが、これも直接的な原因になるということは無いと言われています。
ですが、オナニーの回数ではなく、間違ったオナニーをするとEDになる可能性があるので要注意。
以下のようなオナニーをしている人は、今すぐ改善が必要です。
男性器を握る力が強い
強い力で男性器を握ってオナニーをしている人は、EDや膣内射精障害につながる可能性があります。
正常なオナニーの場合、男性器を握る握力は平均4〜5kgと言われていますが、握る力が強い人の場合は10kg前後とかなり強い刺激を与えています。
女性の膣内でそれほどの刺激を感じることはできないので、セックスの際にイケなくなる可能性が高くなるのです。
実際に私のお客様の中にも、そういう方がいました。
「オナニーのしすぎで中折れしちゃうから、イク寸前まで手コキして、イきそうになったら挿入させてほしい」
こう言われて手コキをしたのですが、普通に触っていると「もっと強く」とお願いされ、最終的に握りつぶしてしまうのでは…というほどの力になっていました。
それほど強い刺激に慣れてしまってるのだから、膣の中でイケないのもうなずけます。
マニアックなオナニーの方法
マニアックなオナニーをしていると、膣内射精障害になる可能性が高いです。
足ピンや床オナなど、通常の上下に動かすオナニーではなく、変わった方法でしている場合は要注意。
とくに床オナは、意外と経験ある人が多く、習慣化すると勃起しにくくなったり膣内射精障害になったりするので気をつけてください。
では次に、EDや膣内射精障害になり得るオナニーについて以下で詳しく説明します。
オナニーはやりすぎの影響よりもやり方が重要
間違ったオナニーによる影響は、以下のような男性機能障害を引き起こす原因になります。
- ED
- 早漏・遅漏
- 中折
- 膣内射精障害
- 前立腺炎
- 膀胱炎・尿道炎
- 亀頭包皮炎
オナニーの方法を間違ったまま続けていると、上記のようなリスクがあるので要注意。
発症する前に、間違ったオナニーをしていないかチェックして、改善するよう努めましょう。
足ピンオナニー
足ピンオナニーとは、足をピンと伸ばした状態でするオナニーのことを言います。
足ピンオナニーは射精時に強い快感を得られるので、一度すると癖になりやすいです。
挿入の際にも、足をピンッと張った状態でしかイケなくなるリスクもあるので要注意。
床オナ・壁オナニー
床オナ・壁オナニーとは、床や壁に男性器をこすりつけてするオナニーの方法です。
圧がかかり刺激が強いので、早くイケるというメリットがあります。
しかし、膣内で得られる刺激よりも強い刺激になるため、遅漏や膣内射精障害を起こす可能性も高いので気をつけましょう。
強グリップオナニー
強グリップオナニーとは、男性器を強く握るオナニーのことを言います。
かなり気持ちいいですが、女性の腟内よりもはるかに刺激が強いため、遅漏や膣内射精障害になりやすいと言われています。
また、膣内だけではなくフェラでも気持ちいいと感じなくなってしまうこともあるので、要注意です。
皮オナニー
皮オナニーとは、男性器の皮を使ってするオナニーの方法です。
これは結構している男性が多いのではないでしょうか。
潤滑剤無しでもできるので、後処理が楽な点が大きなメリットです。
しかし、皮が伸びやすかったり早漏になったり、精子のニオイが残りやすくなるというデメリットもあるので要注意。
寸止めオナニー
寸止めオナニーとは、射精を寸止めする方法です。
イきそうになったら止めるという、M男の心をくすぐるオナニー。
しかし、射精が始まっているところを無理矢理止めてしまうと、逆行性射精(膀胱に行ってしまう)になる可能性があり、とても危険な行為なのです。
逆行性射精は、精子が膀胱に逆流して不妊の原因になったり、膀胱炎や尿道炎、睾丸が痛くなったりすることもあるので、寸止めはやめましょう。
前立腺オナニー(アナルオナニー)
前立腺オナニーとは、アナルをから前立腺を刺激するオナニーのことを言います。
慣れてくるとかなり気持ちよく、通常のオナニーよりもはるかに強い快感を得られます。
しかし、感染症や、やり過ぎによる前立腺炎などのリスクもあるので要注意です。
通常の刺激では勃起しなくなることもあるので、前立腺オナニーを頻繁にしている人は控えることをおすすめします。
半勃起オナニー
半勃起オナニーとは、完全に勃起していない状態での射精のことを言います。
男性器の立ちが悪いときや、床オナ・壁オナの習慣がある人に多いやり方ですが、EDや膣内射精障害の原因とも言われているので、気をつけましょう。
刺激のありすぎるAVを見ながらオナニー
刺激のありすぎるAVを見ながらするオナニーは興奮してイキやすくなりますが、セックスの時に実際のセックスとのギャップを感じイケなくなる可能性があります。
コスプレや青姦、女子高生や痴漢モノなど、非日常的なAVを見ながらするオナニーは、リスクがあるので避けましょう。
オナニーはやりすぎても問題ない?オナニーのメリット
オナニーは、やり方さえ間違えていなければ、直接的にEDや膣内射精障害の原因にはならないと考えられています。
しかも、オナニーによって得られるメリットもあるので、やりすぎかな?と感じていても、そこまで心配する必要はないでしょう。
では、どのようなメリットがあるのか、見ていきましょう!
前立腺がん予防になる
米国の研究機関が、統計的に調べた結果によると「月21回以上のオナニー(射精)は、月4~7回よりも優位に、前立腺がんの発症リスクが低かった」という研究結果が発表されています。
しかし、なぜ定期的な射精をすることで、がんが予防されるのかについては、未だはっきりしたことが分かっていません。
ストレス解消になる
オナニーは、ストレス解消や緊張を緩和する効果もあると言われれいます。
人間はイクときに、脳内麻薬と言われる「エンドルフィン」という成分が分泌されます。
エンドルフィンには、モルヒネの数倍の効果があると言われており、日頃のストレスを発散する効果があるのです。
ED予防になる
オナニーやセックスをすると「骨盤低筋」と呼ばれる筋肉が鍛えられます。
この骨盤低筋が緩んでしまうと、勃起力低下につながると言われているのです。
定期的にオナニーをして鍛えることで、EDの予防に繋がります。
精子の質を上げる
男性には精子のタンク「精嚢」があり、ここに約72時間をかけて精液が満タンになります。
精嚢に精子がいっぱいになった状態が続くと、新しい精液が作れなくなり精子の質が下がることがあるのです。
また、精子が古いとニオイや味も不味くなることがあり、女性から嫌がられてしまう可能性もあるので、定期的にオナニーをすることをおすすめします。
実際に「オナ禁してきたんだ」と言う男性のほとんどが、精子が臭かったり不味かったりします。
なので、オナ禁してくる男性は、風俗業界では嫌がられる傾向にあるのです。
男性ホルモンを上げる
オナニーをすると、テストステロンと呼ばれる男性ホルモンの量が増えます。
テストステロンには、男性らしい筋肉や骨を形成して、男性特有の「闘争心」なども高めてくれる効果があるのです。
男らしい男性を目指している人はとくに、嬉しい作用ですね。
【まとめ】自慰行為は回数よりもやり方がとっても重要!
結論、自慰行為は回数よりもやり方がとても重要ということ!
回数が多くても、やり方さえ間違っていなければ、EDや膣内射精障害になる心配はないでしょう。
しかし、オナニーを生活に支障が出るまでしてしまう場合や、間違った方法と分かっていてもやめられない場合は要注意。
ライフスタイルに合ったオナニーをしたり、やり方を徐々に改善したりして、性欲を満たしましょう!