既婚者になっても「新しい出会いが欲しい」「刺激が欲しい」と内心思っている人は多いはず。
そんな人たちから出会いの場として注目を集めているのが、既婚者合コンです。
中でも、既婚者合コンを開催するサイトの老舗「キコンパ」は、多くの人たちから支持されています。
この記事では、「キコンパ」のメリットや注意点などを解説します。
既婚者合コン「キコンパ」とは
既婚者合コンとは、いわゆる「合コン」とすることは変わりません。
複数の男女が集まって飲食を共にしながら話をして、気になる相手がいれば連絡先を交換し、後日改めて会うというものになっています。
ただ、メンバーが基本的には既婚者というところが大きな違いです。
合コンは「いずれは結婚できるような相手と出会いたい」という目的のもと参加する人も多いですが、既婚者合コンは当然違います。
あくまでも(表向きの)目的は「異性や同性の友達づくり」です。
「キコンパ」の基本情報
既婚者合コンに興味を持ってネットで調べると、必ず目にすることになるのが「キコンパ」です。
キコンパは16年以上続くサイトで、既婚者合コンを開催するサービスとしては老舗。
公式サイトによると、
- 累計参加者は56,378人
- 既婚者合コンの開催数は年間693件
(2023年10月時点)
とあり、なかなかの規模だということがわかります。
このようなサービスで気になるのは男女の割合ですが、男性の累計参加者は30,438人で、女性の累計参加者は25,940人とのことです。
出典:キコンパ
出典:キコンパ
グラフは男性参加者・女性参加者の年代比率ですが、ともに30代から40代の参加者が多いことがわかります。
また、キコンパ開催の合コンに初めて参加した人の割合は82%だそうです。
初めて参加する人が多いとわかるとハードルが下がりますよね。
さらに下記の通り、北から南まで全国各地の主要都市で合コンが開催されていることもポイントです。
エリア | 開催地 |
北海道 | 札幌 |
東北 | 仙台 |
関東 | 東京(銀座・新宿・六本木・日比谷)・埼玉(大宮)・千葉・神奈川(横浜)・群馬(高崎)・栃木(宇都宮) |
東海 | 愛知(名古屋・栄)・岐阜・静岡(静岡・浜松) |
関西 | 大阪・京都・兵庫(神戸) |
九州 | 福岡(天神・小倉・博多) |
参加費用はイベントによって異なりますが、下記が基本です。
- 男性は8,250円~12,000円
- 女性は750円~3,000円
年齢によって変わったり、女性が無料になったりすることもあります。
キコンパのメリット&デメリット
結婚していながら新しい出会いを求める人にとって、「キコンパ」は魅力的に思えるでしょう。
キコンパの利用にはもちろんメリットがありますが、リスクを伴うデメリットもあります。
それぞれ確認していきましょう。
キコンパのメリット
まずはキコンパのメリットを紹介します。
安心して楽しめる
キコンパの強みは業界では老舗で、既婚者合コンでは随一の開催数を誇ること。
さらに、キコンパが開催する既婚者合コンはすべて自社開催のため、トラブルがあったときに他社任せになるということはありません。
自社で責任を持って運営を行っています。
安心して楽しめるのはキコンパの大きなメリットといえるでしょう。
70%が30代〜40代
キコンパの合コンに参加する人は男女ともに30代から40代が多いです。
同世代というだけでも話が合いやすいので、初めて参加する人も気兼ねのない時間を過ごせるでしょう。
また、恋人や結婚相手を見つけるための「本気の」合コンや婚活パーティーとは違い、気軽な出会いを求める人が多いため、肩の力を抜いて参加できます。
身バレしにくい
キコンパは会員登録をしたり、本名で参加したりする必要はありません。
そのため個人情報が外に漏れる心配はないです。
「それだと誰でも参加できてしまうんじゃないか」」と不安に思うかもしれませんが、会場に入る前に身分証を提示するシステムになっているので安心して参加できます。
また、会場は専用会場や貸切会場なので、たまたま同じ既婚者合コンに知人が参加するようなことがない限り、知り合いと鉢合わせすることもありません。
男性はお金持ちが多い
キコンパの男性の参加費は10,000円前後とかなり高めです。
そのため、高収入の男性が集まりそうな合コンを狙い撃ちしなくても、金銭面で余裕のある男性と知り合える可能性が高いでしょう。
女性にとっては大きなメリットといえます。
特定の人を避けることができる
キコンパに何回か参加すると、いい出会いがある一方で「もう会いたくない」という人も出てくるでしょう。
その点、キコンパは「ノーバッティングシステム」というものがあり、参加する予定の合コンにノーバッティング指定の人が申し込んだ際、運営から通知が来ます。
相手が参加できなくなる訳ではないので、自分が参加を断念するしかありませんが、不快な思いをする可能性を避けることができます。
キコンパのデメリット
キコンパの利用には、メリット以上にデメリットを把握しておくことが大切です。
不倫を疑われる
既婚者合コンに参加する目的がたとえ友達探しだとしても、周囲からは不倫相手を探していると疑われてしまう可能性があります。
パートナーや家族に伝えてから参加する人もいるようですが、理解を得られる可能性は正直低いはずです。
黙っていたとしても、頻繁に参加したり、知り合った異性と2人きりで会うようになったりすれば、いずれ何かの拍子にバレる可能性があります。
純粋な友達関係だとしても、パートナーや家族からしたら「そんなわけがない」「自分たちがいるのに出会いを求める意味がわからない」と思われてしまうでしょう。
都心部での開催が多い
キコンパの既婚者合コンは関東以外でも開催されていますが、基本的に主要都市ばかりです。
住んでいる地域によっては、興味があっても気軽に参加できないのがネックでしょう。
とはいえ、人が少なくウワサが広まりやすい地域での開催は、既婚者合コンの特性を考えると難しいともいえます。
独身者がいる可能性もある
キコンパ開催の合コンは「既婚者イベント」と前面に押し出してはいるものの、既婚者限定合コン以外に、未婚者の参加もOKとしているイベントが多いです。
参加者の中には、結婚について既婚者の意見が聞きたいという独身の人もいるかもしれません。
また、「高収入で包容力のある既婚男性と知り合ってパパ活がしたい」女性や、「人妻とヤリたい」男性が混じっていることもあります。
独身であることを隠しているような人がいたら注意しましょう。
料金が高い
男性にとって一番ネックに感じるのは参加費かもしれません。
女性の参加者が少なかったり、いい出会いどころか不快な思いをしたりした場合、「10,000円前後の参加費は高い」と思ってしまうでしょう。
参加費相応の料理やドリンクが提供されるわけではないので、「これならきちんとしたレストランで食事をした方がよかった」と考えてしまうこともあるかもしれません。
キコンパを楽しむコツ
メリットだけではなくデメリットもありますが、せっかくキコンパの既婚者合コンに参加するなら楽しみたいものです。
そのためのコツを見ていきましょう。
参加者が多いイベントを選ぶ
いい出会いを望むなら、出会いの数を増やすのが鉄則です。
効率よく新しい出会いを見つけるためには、1回で会える人数を増やしましょう。
キコンパのサイトでイベントを検索して「満席」や「残席わずか」の表示が出ているものを選べば、一度にたくさんの人と出会えます。
狙い目の開催日は、やはり参加者数が多いと思われる土曜日です。
また、早々に受付終了になるようなタイプのイベントがあるなら、そのタイプのイベントを狙うのもひとつの手です。
予定が合うなら早めに予約しましょう。
身だしなみに気をつける
キコンパが開催する合コンの多くはパーティーのような雰囲気をしています。
男性はジャケット、女性はきちんと感のあるワンピースといったフォーマルな服装でのぞむといいでしょう。
また、清潔感のある髪型やシワのない洋服、磨かれた靴を意識することも大切です。
身だしなみに気をつけるのは、素敵な出会いへの一歩です。
マナーを重んじる
参加する男女のほとんどは既婚者なので、異性との接し方には慣れています。
さらに、キコンパ以外の既婚者合コンに参加している人も多いので、場慣れしている人もいるはずです。
そんな中で異性に好感を持ってもらい、後につなげたいなら、マナーを重んじることが大事なポイントといえます。
初対面で失礼なことを言ったり、しつこく誘ったり、泥酔したりするのはもってのほかです。
料理やドリンクを率先して持ってきたり、会話が盛り上がるように話題を提供したりといった気遣いの気持ちを持ちましょう。
必ず連絡先を交換する
既婚者合コンはあくまでも出会いのきっかけなので、友達を増やすという目的があるなら必ず連絡先を交換しましょう。
運営スタッフが交換するよう呼びかけてくれるので、それに乗ってLINEの交換をしておいて損はありません。
たとえお気に入りの人でなくても、その人づたいで魅力的な異性に出会える可能性もありますよ。
キコンパに参加する上での注意点
気軽に異性の友達を見つけるチャンスがあるキコンパの既婚者合コンですが、参加するなら以下のことに注意しましょう。
常連に注意する
キコンパの既婚者合コンには常連が一定数います。
中には、常連だけで話したり、異性を必要以上に品定めしたりする人もいます。
そういう人たちに変に関わると出会いを妨げられてしまうので、なるべく距離を置きましょう。
誤解される可能性がある
友達探しが目的であっても、積極的に異性と関わりを持とうとするのは、パートナーからはもちろん、職場の人や同性の友人などからも理解を得るのは難しいでしょう。
専用会場での開催だとしても、会場に向かうのを知人に見られる可能性もあります。
どんなに気をつけていても、都合の悪いことが起こってしまうかもしれません。
参加する以上、リスクがあることを覚えておきましょう。
不倫関係にはならない
既婚者合コンには、パートナー以外とセックスがしたくて参加している人が混じっていることもあります。
初めはその気がなくても、お酒の勢いや雰囲気に流されて関係を持ってしまうかもしれません。
それをきっかけに度々会うようになったら、それは立派な不倫関係です。
お互いのパートナーにバレたら、慰謝料や養育費を求められることはもちろん、仕事や友人など大切なものをすべて失う可能性があります。
深みにはまらないように気をつけましょう。
キコンパは交流を広げるのにおすすめ
結婚すると夫や妻以外の異性と話すことが減り、物足りなさを感じる人もいるでしょう。
そういう人たちはキコンパの既婚者合コンに参加するのがおすすめです。
同じ既婚者の異性と気軽に話せたり、うまくいけば友達になれたりするでしょう。
異性だけではなく同性の友達ができることもあり、交流関係を広げることができます。
しかし、不倫を疑われたり実際に不倫関係に陥ったりして、家庭や社会的つながりを壊してしまうリスクがあることを心にとめておきましょう。
体の関係がない婚外恋愛だと説明しても、多くの人は信じてくれないはずです。
既婚者同士の出会いを対象としたサービスは、リスクを把握したうえで利用するようにしましょう。