自分達のセックス頻度って普通?
そう思っても、なかなか他人には気軽に聞けないことですよね。
そこで今回は、カップルのセックス頻度についてご紹介します。
週・月ごとの平均回数から、男女が思っている理想頻度の本音まで、気になる情報をまとめました。
セックス頻度についての疑問を抱えている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。
カップルの1日や週の平均セックス頻度は?
世の中のカップルは、どのくらいの頻度でセックスをしているのでしょうか。
そんな疑問を、1回でする回数・週平均・月平均を年代ごとに調査しました。
性欲の強さやライフスタイル・また体の相性など条件は異なるため、一貫したデータではありませんが、あくまで参考データとしてご覧ください。
参考元:株式会社アルファメイル「日本人カップルのセックスの平均的な回数や頻度は?男女740名調査」
1回のセックスで何回する?
まず、1回のセックスで何回するかを見ていきましょう。
- 20代:2~3回
- 30代:1~2回
- 40代以上:1回
20代で大学生など若い世代は体力的にも余裕があり、3~4回といった回答も見られました。
30代でも前半は20代と同じように回数が多いですが、年齢が上がるにつれて減っていく傾向があります。
40代以降の男性は2回以上という回答も多くありましたが、女性は1回と差が出る結果になりました。
週のセックス頻度は?
次に週のセックス頻度を見ていきましょう。
- 20代:1~2回
- 30代:1~2回
- 40代以上:しない週がある
全体を通して1~2回の回答が多くなりました。
お互い社会人であれば、週末など休みがあったときにのみするといった声が多くなっています。
40代以上になってくると、しない週もあるといった回答が見られましたが、これは20代・30代でも1~2回の次に多い回答となっていました。
月のセックス頻度は?
最後は月のセックス頻度です。
- 20代:2~3回
- 30代:2~3回
- 40代以上:1~2回
こちらも全体を通して2~3回といった回答が多くなりました。
特に20代・30代は仕事に打ち込んでいる人も多く、忙しい月になるとグンと頻度が減ったりと、不定期になる傾向があります。
それでも総合すると、やはり週1ペース位がカップル全体の平均と考えてよさそうです。
セックスレスの基準はどれくらい?
一般的に「セックスが1か月以上ない場合はセックスレス」であることが定義とされています。
しかし1年以上セックスがないという同棲カップル・夫婦が一番多く、1か月ではまだセックスレスではないという意見も。
日本は先進国の中でもセックス回数がかなり少ない国とされていて、数か月行為がないのも普通のこととして捉えられがちです。
もちろん恋愛においてセックスだけが愛情表現ではありませんが、1か月以上セックスがないと、不安になってしまう人が多いのも現状です。
理想のセックス回数には男女でどのくらい差がある?
実際に男女では、理想のセックス回数に差は出るのでしょうか。
性欲に関しては人によって違うので一概には言えませんが、平均的なデータを参考に解説します。
参考元:マイナビウーマン「【実態調査】1週間の平均的なセックス回数は?」
参考元:MORE「理想のセックス頻度は? 20代~30代女性の本音が明らかに……!」
男性の理想のセックス回数
20代~40代の男性が思う理想のセックス回数は、以下のような回答が多くなっています。
- 1日(1回)でする数は2回以上
- 週2~3回
- 毎日でも平気
男性は女性よりも性欲が旺盛な期間が長いといわれています。
そのためよほど体力が衰えない限りは、毎日でもすることが可能です。
もちろん元々性欲が薄く淡白な男性もいますが、毎日性欲が湧くという人の割合が多くなっています。
女性の理想のセックス回数
20代~40代の女性が思う理想のセックス回数は、以下のような回答が多くなっています。
- 1日(1回)でする数は1回
- 月2~3回
- 週1~2回
- 毎日求められると体力的に辛い
女性は、1か月の中で生理やホルモンバランスの乱れなど体の変化が大きいため、男性よりも少ない回数を望む人が多くなっています。
また、1日でする回数に関しては「量より質」で1回を丁寧にしてほしいという声も。
もちろん女性でも毎日求める人はいますが、平均的な理想の回数は男性を下回っています。
理想のセックス回数に男女で差が出るのはなぜ?
まず結論から言うと、男性のほうが女性よりセックスが好きという人が多いからです。
その理由は、セックスで快感を得やすいのが男性だから。
ほとんどの人が思い描くセックスとは、勃起した男性が挿入をして射精で終わります。
つまり、「勃起、挿入、射精」がセックスの定義とすると、男性サイドに主導権があり、快感を自分で操作しやすいのも男性なのです。
それに加え、男性は種を残すための動物的本能でセックスを求めます。
こうした観点から見ても、男性のほうが女性よりセックスに対して好意的であることが、男女間で理想の差として現れてくるのでしょう。
恋人と同棲するとエッチの頻度は変わる?
彼氏・彼女と同棲する際の心配事として「エッチの頻度が減りそう」といった悩みがよく聞かれます。
実際に同棲後のカップルのセックス頻度は、どう変化しているのでしょうか。
増えた・減ったそれぞれの理由や、マンネリ回避方法を紹介します。
参考元:ラブコスメ「同棲でセックスレスになったらどうすればいい?エッチ頻度が減少した時の解決策」
同棲カップルのセックス頻度は?
20代~30代の同棲カップルのセックス頻度は、平均「週に1~2回」です。
これはお互いの仕事の関係や、生活スタイルによってばらつきが出るのであくまで参考程度とはなります。
この結果を見ると、週末にだけ会ってデートをするカップルとあまり大差はないですね。
実際に同棲カップルに「セックスの頻度は変わったか?」と調査したところ「変わらない」という答えが大半を占めるといったデータも出ています。
同棲でセックスの回数が増えた理由
同棲カップルのセックス頻度が増えた理由としては、以下のようなものが挙げられています。
- 触れ合う機会が増えた
- 時間があれば好きな時にできるようになった
- 相手の新しい魅力に触れた
一緒に過ごすようになり、お互いすぐ触れ合える距離にいること・自分たちの部屋なのでいつでもセックスができるようになり、回数が増えたというケースが多くなっています。
また、今まで知らなかった魅力を再発見し、愛情が増加するのもセックスが増える要因のひとつとなるようです。
同棲でセックスの回数が減った理由
同棲カップルのセックス頻度が減った理由としては、以下のようなものが挙げられています。
- ずっと一緒で新鮮味がない
- いつでもできると思うと欲がなくなった
- 家族として見てしまうようになった
- 相手に静的魅力を感じなくなった
同棲は一緒にいる時間が増えることで安心感が増える分、性的な気持ちが減る傾向にあるようです。
中でも特に多いのが、マンネリ化と相手への性欲が減ること。
セックスの減少に悩む人は、まずここから改善を試みるのがおすすめです。
同棲カップルのマンネリセックス回避方法
では、同棲カップルがマンネリセックスを回避して、新鮮な気持ちを取り戻すにはどうしたらよいのでしょうか。
実際にマンネリに悩み、状況を打開したカップルからは、以下のような方法が聞かれます。
- ラブホテルなど、家以外の場所でセックスする
- 寝室を別にして離れる時間を作る
- 一人で過ごす時間を増やす
- ベッド以外でセックスする
マンネリの理由で多いのが、同じ場所で長い時間一緒にいることが根底にあります。
そこで、あえてホテルや旅行先など家以外の場所や、家でも寝室以外にリビングやお風呂など場所を変えてセックスをしてみると、気分が盛り上がります。
またパートナーと少し距離を置き、一人で過ごす時間を増やすことで、好きな人に触れたいという気持ちを再認識できるケースもあるのです。
一度今の状況を見直し、できる範囲で変化を取り入れてみましょう。
恋人とのセックス頻度を増やしたいときの対処法は?
セックスの頻度が減ってしまっても、ちょっとした工夫で増やすことが可能です。
まずは以下のような行動を試して、普段の生活の中でセックスに対する意識を強くするようにしてみましょう。
スキンシップ増やす
まずはセックス以外での、体のスキンシップを増やしてみましょう。
付き合いが長くなり、体の触れ合いが減ると恥ずかしさが出てきてしまい、セックスに対して妙な緊張感を持ってしまいます。
キスやハグなど、相手の体に触れることで愛情表現を増やしておくと、改めて「セックスしないと!」といったプレッシャーやストレスを軽減できるのです
普段から体に触れあうことで、セックスへの気分を高めておくことがセックスレス解消の第一歩ですよ。
自分磨きをする
自分に対する性欲を回復させるには、魅力アップも大切です。
長く一緒にいると、つい手を抜いてしまいそれが異性としての魅力ダウンに繋がっている恐れも。
男女ともに、体型を整える・メイクやファッションを相手の好みに近付けるといった努力をしてみましょう。
頑張った分の変化は必ず見た目に現れます。
その変化がお互いの新鮮な心を蘇らせ、また異性としての意識も強くなっていくでしょう。
精力のつく食事をする
性欲の減退を防ぐには食生活も大切です。
1日3食をしっかりとることはもちろん、精力がUPする成分が含まれる亜鉛やアルギニンも意識して摂取してください。
また、ジャンクフードを良く食べるという人は注意が必要です。
ファストフードは、生活習慣病を起こし、自律神経やホルモンバランスを乱すことでEDの発症リスクを高めると言われています。
男性だけでなく女性も同様に体に対してのリスクが高まりますので、食生活を見直してみましょう。
新しいプレイを試す
セックスで刺激を感じるため、新しいプレイに挑戦していくのも頻度を増やす方法のひとつです。
試した事のない体位やアダルトグッズなどをチェックしてみましょう。
一緒にAVを見て、試したいことをみつけてみるのもオススメです。
性に関して、パートナーと一緒に考えるのは恥ずかしいと思う方もいますが、お互いに楽しめないとセックス頻度は減る一方になってしまいます。
2人でしかできないことなので、一緒に気持ちいい方法を探していってくださいね。
【まとめ】日本のカップルはセックス頻度が少なめ。男女別の本音を知ってパートナーと歩み寄ろう
今回はカップルのセックス頻度についてご紹介しましたが、ご自身の回数と比べていかがでしたでしょうか。
日本人はもともとセックス頻度が少ないと言われています。
その要素には男女で理想回数に差があることや、一緒にいることでのマンネリ化が関わっているのです。
多くても少なくても頻度で悩んでいる人は、恋人とお互いの本音をしっかり話合い、歩み寄っていくことが充実したセックスライフに繋がります。