50代女性の性欲は強い?閉経後のセックスを楽しむ方法や更年期の性の悩みを解説

50代女性の性欲について知りたい人は多いのではないでしょうか?

更年期における性の変化や悩みには個人差がありますが、その対処法やセックスを楽しむ方法を理解しておくことは大切です

この記事では、50代女性が更年期に直面する性の悩みや、セックスを楽しむための解決策について解説します。

 

50代女性の性欲実態!更年期に抱える性の悩み

更年期に入ると、性の悩みが増えてきますが、その一つが閉経による性交痛です。

女性の卵巣機能が低下し、女性ホルモンの分泌が減少するため、腟内分泌液の量が減ります

これによって、性交時の潤滑性が低下し、性交痛を引き起こすことがあるのです。

また、介護の負担や疲労により、性欲の低下が見られることも悩みの一つ。

50代になると子育てからは解放されますが、その代わりに親の介護が問題となってきます。

介護によって疲労が溜まり、パートナーとの時間も確保することが難しくなるのでセックスの欲求が減ってしまうのです。

さらに、加齢による体力の低下も、性欲に悪影響を与えます。

若い頃と比べると、セックスが疲れると感じる人はとても多いです。

このように50代女性は、さまざまな原因が複雑に絡み合い、性について悩むことが多くなります

 

50代女性の性欲の強さがわかる?セックスやオナニー回数

性欲の実態を知る上で、セックスやオナニーの回数は重要な指標となります。

50代女性はセックスやオナニーをどれだけ行っているのでしょうか?

この章では、セックスとオナニーの回数を通じて、50代女性の性欲の実態に迫っていきます。

 

セックスの回数

まずは、50代女性のセックスの回数について見ていきましょう。

「ジェクスセクシャルヘルス」の調査によれば、50代女性の約6割が1年間に一度もセックスをしていないと回答しました

加えて、年に数回しかセックスをしていないと答えた人も約1割に達しました。

参考元:ジェクスセクシャルヘルス「【ジェクス】ジャパン・セックスサーベイ 2017

また、相模ゴム工業株式会社の「ニッポンのセックス」によると、セックスレスと感じる男性の中には、もっとセックスをしたいと考えている人も多いことがわかります。

その一方で、女性たちは男性の約半数しかセックスをしたいと答える人がいません。

参考元:相模ゴム工業株式会社「ニッポンのセックス

以上のことから、50代の女性たちはセックスする機会があまりなく、夫婦間のセックスレスで悩んでいる可能性が高いでしょう

 

オナニーの回数

続いて、50代女性のオナニーの回数について見ていきましょう。

やうゆイズムの「50代のオナニー事情」によると、50代女性の大部分が「ほとんどしない」という結果が出ています

その次に多いのが「したことがない」ということなので、50代女性の中でよくオナニーをする人は少数派です。

男性と比べると、女性はオナニーに対する意欲が低い傾向があることがわかりますね。

参考元:やうゆイズム「【男女別】50代のオナニー事情!性欲衰退で回数減少?50代女性のオナニー方法や理由も紹介

 

50代女性の性欲は強くなるの?なくなるの?

年齢とともに性欲が衰えるとはよく言われますが、具体的にはどうなのでしょうか?

たしかに、一部の人は50代になり更年期を迎えると、性欲の低下を感じますが、実際には個人差があります

一方で、身体やライフスタイルの変化により、性欲が強くなるケースもあるようです。

ここでは、50代女性の年齢による性欲の増減について考察します。

 

強くなる原因

50代女性の性欲が強くなるのは、男性ホルモンの相対的な増加が原因。

性欲が高まるメカニズムは、男性ホルモンが影響しています。

更年期に入ると女性ホルモンの分泌量が減少しますが、女性もわずかに持っている男性ホルモンは、分泌量があまり変化しません。

そのため、女性ホルモンとの比率が変わり、相対的に増加した男性ホルモンが50代女性の性欲を強くしていると考えられます。

 

なくなる原因

50代女性の性欲が弱くなる原因はいくつか考えられます。

まずは、女性ホルモンの減少による腟内の潤い不足と性交痛です。

セックスするたびに性交痛を感じると、したくなくなるのは当然ですよね。

また、卵巣機能の低下により、自身の身体が子どもを産む能力を失ったと感じることで、セックスに対する価値観が変化し、性欲が低下することがあります。

これらの直接的な原因に加えて、社会の考え方・価値観・体質なども、性欲やセックスへのモチベーションに影響を与えるでしょう。

 

閉経した50代女性が夜の営みを楽しむ方法

閉経後も夜の営みを楽しむことは、健康で豊かな人生を送るために重要です。

閉経によって性的な変化が起こる一方で、50代女性が充実した性生活を楽しむためには、新しいアプローチや工夫が必要と言えます。

最後に、閉経した50代女性が夜の営みを楽しむ方法を4つ紹介。

実践できそうなものがあれば、ぜひチャレンジしてみましょう。

 

見た目や立ち振る舞いを意識する

閉経した50代女性が夜の営みを楽しむには、見た目や立ち振る舞いを意識することがポイントです。

自分が美しく魅力的に見えるようなファッションやメイク、そして自信に満ちた態度で自らを表現することで、パートナーとの関係性を深められます

閉経したからといって、女性らしさを捨てる必要はありません。

日々の小さな努力が、人生の後半をより充実したものにします。

女性らしさを保つことで、男性たちを引きつけ、夜の営みを楽しんでみてください。

 

定期的にエクササイズする習慣をつくる

閉経した50代女性が夜の営みを楽しむ方法として、定期的にエクササイズする習慣を身につけることが挙げられます。

エクササイズは、更年期のセックスに必要なエネルギーづくりに必要不可欠

特に骨盤底筋エクササイズは、膣トレや尿漏れ改善にも効果があり、セックスの満足度を高められるおすすめの方法です。

定期的なエクササイズは、体力や柔軟性を向上させ、夜の営みに積極的な姿勢を持つことにつながるでしょう。

 

一緒に官能映画を観てみる

閉経した50代女性が夜の営みを楽しむ方法として、一緒に官能映画を観ることがあります。

官能映画は、セックスによる男女の情熱を描いた作品です。

一緒に観ることで、パートナーの性的な興味や欲求を理解し合えるでしょう

現代は動画サービスに登録すれば、好きなだけ映画を楽しめる時代です。

夫婦のセックスライフに新たな活力を生み出し、マンネリを打破しましょう。

 

ローションをうまく使う

閉経した50代女性が夜の営みを楽しむためには、ローションをうまく活用するように心がけましょう。

更年期になると膣が乾燥しやすくなり、セックス中の摩擦が原因で性交痛を感じます。

そんな時にローションを使うと、ウォーターベースやシリコンベースなどの種類によって、膣内を潤滑に保ち、性交痛を和らげられるのです。

ローションの使用は、セックスをより快適にするだけでなく、夫婦の親密さや喜びを高めるものとなるでしょう

ドラッグストアなどで簡単に手に入るので、積極的に利用してみてください。

 

【まとめ】50代からでもセックスは楽しめる!お互いに負担のないように心がけよう

50代になってセックスの機会が減り、女性としての自信を失っている人たちが多いかもしれません。

しかし、実は50代はまだまだ若く、セックスは十分楽しめます。

日々の努力で女性としての魅力を高めながら、ローションなどを使ってセックスを楽しめば、全く問題ありませんよ

50代女性には若い頃にはなかった色気があり、男性たちを魅了できます。

ただし、無理にセックスを迫るのは良くありません。

お互いに負担のないように、気持ちの良い性生活を楽しみましょう。